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製薬各社 欧米に新薬開発拠点 成長市場で収益拡大狙う
製薬各社が、海外における医薬品の開発体制を強化している。国内市場が薬価(薬の公定価格)の引き下げなどで伸び悩むなか、成長市場の欧米で新薬を発売し、収益基盤を厚くする考えだ。
第一製薬は、米国ニュージャージー州に、人に対する安全性を試験する臨床開発の子会社「ダイイチ・メディカル・リサーチ・インク(DMR)」を今年四月に設立した。さらに十月一日付で国内にDMRの開発を支援する組織を設置する計画だ。国内外の開発組織が連携して、新薬を開発する態勢を整える。
中外製薬は十月一日付で、日米欧の臨床開発にかかわる共通業務を手掛ける子会社「中外臨床研究センター」を、日本の本社内に設立する。データ管理といった共通業務を集約することで効率化を図るとともに、「国内のほか欧米での開発期間の短縮につなげる」(経営企画部)のが狙い。
また、国内最大手の武田薬品工業は、米国イリノイ州に子会社の「武田グローバル研究開発センター」を設立し、今年一月から業務を開始した。世界最大の市場である米国において、開発業務の拡充と効率化を目指す。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/12kei002.htm