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2004年 09月 9日 木曜日 20:25 JST
[東京 9日 ロイター] 福井日銀総裁は月例経済報告等に関する関係閣僚会議で、米国経済を中心とする海外経済の回復ペースが最近鈍化していることに関し、IT関連の影響がある、との認識を示した。会議に出席した内閣府幹部が明らかにした。
福井総裁は、「このところ米国経済を中心に海外経済の回復ペースが少し鈍化している状況がある。これは回復を支えたIT関連の影響が少し出てきているのではないか」と述べた。その一方で、「景気回復の基本的メカニズムは変わっていない。現在の金融緩和政策を維持することをきょうの金融政策決定会合で決定した。景気回復の動きを金融面から強力にサポートしていきたい」と語った。
日銀の資金供給に関しては、「9月末を迎えつつあるが、資金市場は落ち着いている」との判断を示した、という。
きょうの会議では、プラズマテレビの生産が活況を呈しているのにIT関連部品の在庫がたまっているのはなぜか、との与党幹部からの質問があった。これに対し、内閣府の大田政策統括官は、「当初の生産計画が現実よりやや強く、現実の出荷が計画を少し下回っている状況が在庫の増加につながっている。今後の動向は、基本的には海外でも需要が伸びると考えられるので、在庫の高まりは調整される方向にあるのではないか」と答えた、という。
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