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架空請求の仰天新手口 (ゲンダイネット)
身に覚えのないアダルトサイト利用料を求めてくる「架空請求」の被害が後を絶たない。
きのう(30日)も大規模な詐欺団が警視庁に逮捕されたが、手口は一段と巧妙化。当局の注意呼びかけを逆手に取る“超悪質”な連中が現れ始めた。
国民生活センターによると、昨年1年間で架空請求に関する相談は前年の6倍以上の46万3000件もあり、今年も一向に収まる気配がない。何十万円もだまし取られる被害者が全国各地で毎日のように続出。オレオレ詐欺を上回る社会問題になっているのだ。
全国の警察や自治体、消費者センターは、サイト業者から督促状が来ても、心当たりがなければ「無視」するよう呼びかけている。
ところが、これを逆手に取った巧妙な手口が目立ってきた。
「98年に民事訴訟法に新設された少額訴訟制度を悪用した手口です。60万円以下の請求なら全国の簡易裁判所で誰でも弁護士なしで手続きができる。しかも厳密な証拠調べもなく1時間程度の審理で即、判決が出る。詐欺師連中は架空請求を無視されることを前提に少額訴訟を起こす。裁判所から呼び出し状が行っても、身に覚えのない請求の件だからと、無視して出頭してこないだろうと踏んでいるのです。しかし期日に出頭しないと自動的に敗訴となり請求金額を払わされることになる。差し押さえに乗り出す業者もいる。少額訴訟は控訴できないので、どうしようもありません」(架空請求に詳しい弁護士)
わざわざ遠方の簡易裁判所で訴訟を起こして、出頭できないようにするケースもあるから手が込んでいる。
裁判所から訴状が届いたら、身に覚えがなくても、弁護士や司法書士に相談すること。ほっておくと大変なコトになる。
【2004年8月31日掲載記事】