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(回答先: 【社説】なぜ「脱出韓国」が広がるのか 中央日報 投稿者 TORA 日時 2004 年 9 月 05 日 22:55:56)
不況のトンネルの中、庶民には光が見えない
庶民経済が崩壊しようとしている。不況が続き、庶民が次々貧困層へと転がり落ちている。食事すらも充分に取ることができず、電気や水道が止められるという悲惨な生活に耐え切れず、離婚や家出も急増している。家族さえも解体し始めているのだ。
今年5月末現在、全国で電気料金を支払うことができない世帯は89万3272世帯だ。外貨危機だった1998年12月の58万6614世帯に比べ50%以上も増加している。
6月末、ソウル地域の家庭用上水道の料金滞納率が5.14%に達し、ほとんどの地域の滞納率が昨年より2倍近く上昇した。第2四半期には14万世帯が長期間の料金滞納によって電気、水道、ガスの供給が止められた。
学校の給食費も支払うことができない“欠食生徒”がソウルだけで7万人を超えた。前年同期よりも18%程度増えたものだ。ソウル地域の公立高校で授業料を支払うことができない生徒の比率は14.4%だった。
銀行の貸付金を返済することができず、裁判所の競売にかけられた不動産物件の数も、首都圏地域だけで昨年9月の8738件から今年6月には1万3559件と、55%も増加した。庶民が主に居住している多世帯住宅と連立住宅(小規模マンション)がその大部分を占めている。
不況の苦痛は庶民層にだけ押し寄せている訳ではない。中産層も生活水準を下げ、財布の紐を固くするほかない状況だ。
このため、ソウル市内の大衆飲食店の中には昼食の時間であるにもかかわらず、がら空きの店が多くなっている。このため飲食店も賃貸料を支払うことができない所が急増している。今年上半期中、全国で飲食店3万6128か所が廃業し、1万1604の店は休業届けを出した。
昨年の離婚件数は16万7000件と、1年の間に2万件以上増加した。児童保護施設に預けられた子どもの数も大幅に増えた。ソウル駅や都心の地下道で眠っているホームレスや無料給食所に集まる失職者の長い行列も、既に見慣れた光景となった。
クレジットカードで作った借金を返済するため、主婦がホステスとなり、それもできなければ幼い子どもを連れて無理心中をするという悲劇が絶え間なく頻発している。
この政府も見る目、聞く耳は持っているようだ。遅ればせながら庶民生計支援対策だ、景気浮揚策だと、1日置きに何かしら発言している。
しかし気力が底をついた国内経済は微動だにしない。だから不況のトンネル、貧困のトンネルに閉じ込められた庶民には光が見えない。
これから寒くなれば電気や水道、ガスを止められる家、給食費を出せない児童はさらに増えるだろう。彼らのうめき声が聞こえてくるようだ。
店をたたむ飲食店や離婚する夫婦、ホームレスや失業者も増えるだろう。彼らのため息も深まるばかりだ。
そうしたうめき声、深いため息の隣で政府が「短期的で即効的な処方より、構造的で根本的に解決していくべき」とのん気に経済学入門の講義を並べ立てているのが2004年9月のこの国の風景だ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/02/20040902000073.html
(私のコメント)
◆最近の「株式日記」は韓国を取り扱ったものが続いていますが、日本では「冬のソナタ」のヨン様ばかりテレビで盛り上がっていますが、韓国の現実を取り扱うメディアは少ない。現在の韓国は政治的にも経済的にも危機的状況にあり、文化的にも病んでいる状況にある。韓国国民の74%が海外移住を考えていると言うのは、それだけ韓国が絶望的状況だと言うことだ。