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日本経済研究センターが2日まとめた7月の月次国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で、前月より0.8%増加した。プラスに転じるのは2カ月ぶり。輸出は微減となったものの、輸入が5.8%減と大きく落ち込み、外需がGDPを押し上げた格好だ。猛暑やアテネ五輪の効果が期待された個人消費は前月比横ばいにとどまった。
内需の柱である個人消費の内訳をみると、猛暑の影響で飲食料品やエアコンが好調だった。DVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤーや液晶テレビの出荷も伸び、猛暑や五輪の影響が表れた。ただデジタルカメラや携帯電話は振るわず、消費全体を押し上げるには至らなかった。内需の寄与は成長率の0.3ポイント分にとどまった。
外需関連では輸出が0.3%減った。消費財が6.6%減と大きく落ち込んだほか、輸出を下支えしてきた自動車関連も横ばいだった。個人消費の伸びが鈍化している米国向けの落ち込みが著しかった。ただ、輸入が前月の反動もあり大幅に減った。輸出の減少を大きく上回ったため、外需全体では成長率を0.5ポイント押し上げた。 (22:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040902AT1F0200N02092004.html