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(回答先: UFJ銀元首脳ら捜査へ 検査忌避罪、金融庁近く東京地検に告発(産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 9 月 02 日 05:28:27)
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■ダイエー再建なお不透明 8月の売上高6%減
機構活用申請、上旬に迫る期限
過剰債務を抱える大手スーパー・ダイエーの経営再建を巡って、独自再建を掲げるダイエー経営陣と、産業再生機構への支援要請を狙うUFJなど主取引3銀行の対立が続いている。1日に明らかになったダイエー8月の売上高(既存店ベース)は前年比6%減程度と不調。「9月上旬」とされる機構への支援要請の事実上の締め切りを意識する銀行側の態度が厳しさを増すのは必至だ。
ダイエーの既存店売上高は、3〜8月の上半期は6カ月連続で前年実績を下回った。通期で1%減との計画だが、上半期は3〜7%減で推移した。ダイエーは、販売促進費の抑制などで、計画通りの利益の確保を目指すが、営業面の足取りが力強さに欠けているのは明らかだ。今後の銀行との折衝に影を落とすのは避けられない。
一方、資金供給を握る強みを背景にダイエーを押し切れると踏んできた銀行団にとって、8月決着の見通しがずれたのは計算外の事態だ。機構への支援要請は、ダイエーの同意が条件。銀行は、機構への支援要請の期限を横目に説得作業を加速する構えだ。
機構の債権買い取り期限は05年3月末。それまでに銀行と事業会社からの支援要請を受け、支援決定をする必要がある。
機構は、支援申請を受けてから事業会社の資産査定や再建計画の審査を進め、支援するかどうかを決める。ダイエーの場合、査定に3〜4カ月はかかるとされる。さらに、準メーン以下の金融機関から再建計画への同意を取り付けるのにも時間がかかるため、遅くとも年末までに支援決定を出す必要があるとされる。
このため、9月上旬が申請のギリギリのタイムリミットとの見方が出ている。「中旬以降では時間的に厳しく、機構としても受けられなくなる」(関係者)との声もあり、銀行側のダイエー説得の圧力は一層強まりそうだ。
●球界再編にも影響
ダイエー再建の遅れは、球界再編の動きにも影響を与えている。
「ロッテホークスは間に合わんかもしらん」。球界に強力な影響力があった巨人の渡辺恒雄前オーナーは8月末、ダイエーとロッテ球団の合併構想があったことを示唆した。
関係者によると、ロッテは7月にダイエー側に球団合併を打診したが、「継続保有」が持論の高木邦夫社長は色よい返事をしなかった。だが、ダイエー本体が再生機構へ支援要請すれば、風向きが変わる可能性がある。
球界が、新たな合併を認める最終期限はオーナー会議が開かれる8日。その前に、下部組織のプロ野球実行委員会で承認を得る必要があり、8月16、23、30日に議論を進める腹だった。しかし、その都度、新たな合併案は示されず、こちらも8月を越えた。オーナー会議前の6日に再度、実行委員会の場を設け、ダイエー再建の行方を見守っている状況だ。
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◆ダイエー再建問題を巡る日程
8月27日 ダイエー、独自再建策を3行に説明。銀行側は再生機構活用をダイエーに提案
30日 プロ野球実行委員会。「もう一つの合併」は提案されず
31日 ダイエーの中間決算期末。売り上げ目標は達せず。銀行側が描いていたダイエー説得の当初の期限
9月6日 プロ野球実行委員会
8日 プロ野球オーナー会議
半ば 産業再生機構の支援要請受け付け最終期限?
30日 銀行の今年度の中間決算期末。UFJは不良債権処理にメドの期限
http://www.asahi.com/paper/business.html