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住宅金融公庫の業務縮小による民間への借り換えが一段落し住宅ローン市場拡大が頭打ちとなるなかで、大手銀行が営業テコ入れにあの手この手を繰り出している。金利優遇キャンペーンの延長や長期の固定金利ローンの売り込みなどを進めている。こうした努力の結果、4―6月期の新規貸出実行額は大手銀4行合計で1兆円と前年同期比微減にとどまったもようだ。
6月末の残高は三井住友銀行が9兆1000億円、みずほ銀行が9兆円、UFJ銀行が7兆4000億円、東京三菱銀行が5兆円で、3月末に比べるといずれも微増か横ばいを維持したが、年間で6000億―1兆円も残高を増やした昨年度までの勢いは衰えつつある。残高が伸びにくくなっているのは、住宅公庫の業務縮小にともなう民間住宅ローン市場の拡大が一段落したためだ。新規貸し出しでの住宅公庫のシェアは既に約1割まで低下している。前年同期に比べ長期金利が上昇していることも住宅ローンの伸びが鈍った一因だ。返済額も増えており、返済を上回る新規貸し出しを確保して残高を増やすのが難しくなってきた。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040901AT1F3100V31082004.html