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2004年 08月 31日 火曜日 20:21 JST
[北京 31日 ロイター] 中国国家統計局の関係者は、インフレの高まりで銀行預金の意欲がそがれているため、政府は銀行の預金金利引き上げを認めるべきとの見解を示した。
政府が景気の過熱を冷やすため、銀行の急激な信用拡大の抑制に努める中、家計の貯蓄は最近伸びが減速し、警鐘を鳴らしている。
同関係者は、統計局のウェブサイト(www.stats.gov.cn)に掲載された論文の中で、「中央銀行は、商業銀行による流動性預金金利と貸出金利の変動幅拡大を認める政策を早急に打ち出すべきだ」と強調。さらに、「商業銀行は、市場における競争の状況に応じて、適切なレンジの中で預金金利を引き上げることが認められるべきだ」としている。
統計局によると、7月の家計の預金残高(人民元と外貨を含む)は前年比14.2%増で、伸び率は6月の16.5%を下回り、6カ月連続して伸び率が縮小した。
アナリストらによると、中国の貯蓄率は伝統的に高く、経済の急成長を支える主な資金源となってきた。
※原文参照番号[nPEK272426]
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http://www.reuters.co.jp/financeNewsArticle.jhtml?type=marketsNews&storyID=6112340