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日本銀行は30日、11月1日に発行する3種類の新紙幣について、東京・日本橋の本店金庫内での備蓄状況を公開した。
紙幣は現在約100億枚が流通しているが、日銀は10月末までに1万円札約25億枚、5千円札約2億枚、千円札約23億枚の計約50億枚を用意する予定で、現時点で、このうち約9割を刷り終えて日銀の本支店に保管している。
本店の金庫では、40万枚(約270キロ・グラム)のブロックごとに新紙幣の備蓄を進めている。
新紙幣は1万円札が2003年7月、千円札が同年10月から国立印刷局で印刷を開始、作製が難航していた樋口一葉の5千円札も8月17日に印刷をスタートした。日銀発券局は「準備は順調に進んでいる」としている。
[ 2004年8月31日0時25分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=31yomiuri20040830i315&cat=35