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製造業の企業収益の先行指標とされる交易条件指数が悪化している。日銀がまとめた6月の交易条件指数(1995年=100)は95.5と前年同月に比べ3.1ポイント低下し、5月に続き1990年12月以来の低い水準となった。企業収益は今のところ好調だが、原油高など商品相場の高騰が収益の圧迫要因として浮上してきた。
交易条件指数は製品価格の動きを示す「産出物価指数」を原材料などの価格を示す「投入物価指数」で割って算出する。指数が上昇すれば企業の採算性が向上していることを示し、逆に指数の低下は採算の悪化を示す。この指数の動向は「景気に1年から1年半先行する」(UFJ総合研究所の嶋中雄二投資調査部長)とされる。指数が悪化したのは投入物価のうち、石油・石炭製品や非鉄金属が上昇したため。95年の平均を100とした指数でみると、石油・石炭製品の指数は208.7と突出した。原油価格は上昇傾向で「石油価格が上昇するにつれ交易条件の悪化が鮮明になっている」(日銀)という。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040818AT1F1701017082004.html