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◎日本への進出はいつになるのかな?10年後くらいかな?
【ロンドン=佐藤大和】英国の金融監督機関、金融サービス機構(FSA)はイスラムの教え(シャリア)に則して運営する「イスラム銀行」の設立を欧州で初めて認可した。シャリアは利子の受け払いを禁じており、「融資」にあたっては銀行がいったん住宅や自動車など目的の物件を買い取ったうえで顧客にリースするのが特徴。九月にロンドン市内に支店を開設し営業を始める。
新銀行、英国イスラム銀行(IBB、本部バーミンガム市)の当初の資本金は千四百万ポンド(二十八億円)。カタール王室など湾岸の投資家らが出資する。段階的に増資し、来年初めにもロンドン証券取引所の新興企業向け新市場AIMへの上場を目指す。イスラム人口は英国内で百八十万人、欧州連合(EU)全体では千五百万人。将来はほかの欧州諸国への進出も検討する。
シャリアは預金金利も認めていない。このため預金者は銀行と共同で「投資」したことにし、その収益を「分配」するという体裁を取る。一ポンドから預金を受け付け、引き出しはいつでも可能。こうしたイスラム銀行は、中東諸国では一般的だが、欧州では、HSBCなど一部の銀行がリース方式のローン商品を提供するにとどまっていた。
また新銀行はシャリアに基づき、アルコールやたばこ、ポルノなど「反社会的な産業」とは取引しない。IBBは「非イスラム教徒もこうした趣旨には賛同してくれるはず」と、顧客層の拡大に期待している。