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いまだに米国では敵対的M&Aが
盛んに起こっていると思っている人が多いが、
実は敵対的M&Aが盛んだったのは1980年代であり、
90年代以降は友好的M&Aが主流だという。
そりゃ、そうだろう。
そんなものがうまくいくとは思えないもの。
資本主義と共産主義の最大の違いは、
人間のモラール、すなわち志気に
価値を認めるか認めないかの違いだと思う。
そりゃ、国民が国家の計画通りに動いてくれたら、
共産主義は資本主義よりよっぽどうまくいくはずだった。
だけど、人間ってそんなものじゃないんだよ。
敵対的M&Aが上手くいくと思う人の思想は
共産主義の人達の思想によく似ていると思う。
いままで、一緒にやってきた経営者や同僚の首を飛ばした奴の下で、
従業員がそれまでと同じように働くと思ってるんだから。
あくまで、高木社長をクビにしてダイエーを乗っ取ろうとする、
竹中の発想もまさに共産主義者の発想である。
ここまで、竹中に理不尽な嫌がらせをさせた上に、
会社を解体され、仲間のクビを飛ばされた後で、
誰が竹中の送り込んだ経営者なんかについていくんだろう。
社員のモラールは地に落ちるのは火を見るより明らかだ。
そんなことになったら絶対に再建なんかできやしない。
どうせ、ポルポト竹中にはそんなことも解らないのだろう。
アメリカですら反省してやらなくなった共産主義的手法を、
性懲りもなく日本で強行しようとする竹中。
そして、それに全く違和感を感じないカルトマスコミ。
もう、救い様がないよ。
と、ここまで敵対的M&Aと竹中の共通点から論じてきたが、
本当は大きな違いがある。
それでも、敵対的M&Aは競争の中でそれなりの対価を払い、
リスクを取って行われるのに対し、
竹中は国家権力の濫用により競争もなく乗っ取り、
リスクは国民に付け回している。
これほど卑劣なやり方があるだろうか。
奴が失敗するのは明らかだが、
その過程で多くの人が職を失い生活を破壊されるだろう。
このキチガイを止めるために何もできない事が悲しい。
P.S.
ダイエー関係で2題。ご一読を。
>それをダイエーは借金を計画通りチャンと返済しているのに、
>産業再生機構に無理やり入れようとしている。おかしいね。
>官が口を出すのは…中川通産大臣の言う論理の方が正しいよ。
>同じように借金を返済する内容なのに、産業再生機構だと優良債権で、
>私案の処理だと不良債権だとか言うのはおかしいね。
>官はこれまで間違った政策をやってきたじゃないか?
>竹中はアメリカに行くらしいが、また分け前の話し合いかね…
http://www.irnet.co.jp/shikyo/2004/d20040811.html
>そもそも再生機構は赤字企業を救済するための機関である。
>もし黒字企業への介入を許せば、金融界と産業界にまたがるすべての企業の生殺与奪を
>一人の独裁者が握る結果を招き、日本の資本主義の活力が死ぬ。
http://www.kyas.com/club9/c9/c9_535.html
http://blog.melma.com/00099352/20040811230615