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(回答先: NY原油45ドル台目前、終値また最高値更新 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 8 月 10 日 14:44:49)
【ニューヨーク=北山文裕】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は原油需給のひっ迫懸念から続伸し、指標となるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の9月渡し価格は、一時、前日終値比0・20ドル高の1バレル=45・04ドルまで上昇し、取引時間中の最高値を更新、心理的な節目である1バレル=45ドルを突破した。
その後は利益確定の売りが出て、正午(日本時間11日午前1時)現在は、同0・49ドル安の1バレル=44・35ドルで取引されている。
原油相場は5月中旬に1バレル=40ドル台に乗せ、6月初頭まで上昇基調を強めたが、石油輸出国機構(OPEC)の増産決定で6月下旬には1バレル=35ドル台まで下落。しかし、ロシア石油大手ユコスの経営危機の深刻化で再び騰勢に転じ、8月に入り1バレル=44ドル台で推移していた。9日以降は、ベネズエラの政情不安や、イラクの石油積み出し拠点への原油輸送が停止したと伝わったことで買い圧力が強まった。
原油相場は、中国などの世界的な需要増に対し、産油国の供給体制に対する不安を背景に上昇基調を強めている。最近の米株式相場の下落を受けた投機資金の流入も相場を押し上げており、当面は1バレル=50ドルを目指す展開になるとの見方もある。
一方、原油価格の上昇で企業活動や個人消費が減速する懸念も強まっており、「来年にかけて世界経済の成長ペースの鈍化は避けられない」(欧州系銀行)との懸念が強まっている。
(2004/8/11/01:20 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040810it17.htm