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>8月7日(ブルームバーグ):7日付の日本経済新聞朝刊は、再生機構を使
>わず、あくまで自力再建を目指すダイエーが投資ファンドを対象にダイエーへの
>出資を募る入札に乗り出した、と報じた。また、この増資計画に対し、企業再生
>ファンドのフェニックス・キャピタルが名乗りを上げていることが6日明らかに
>なった、と伝えた。
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/149.html
そりゃ、当然だよな。
あれだけの売上があって、あれだけの利益が上がってりゃ、
市場ベースで投資したい奴はいくらでもいるわな。
問題はここからだ。
>しかし、大手行は3年間で不良債権比率を半減する政府目標の達成期限を
>来年3月末に控えており、特に不良債権処理が遅れているUFJにとっては、
>金融庁が「不良債権」からの改善を認める再建計画が必要となっている。
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ayUAM8Rnesyk&refer=jp_home
そう、いくら「市場」が認める再建策を作っても、
竹中が「不良債権」だと言い張れば、「不良債権」ということになってしまい、
その結果、UFJの「不良債権」は減ってないことになり、
政府に「不良債権半減目標」に従わなかったとして国有化されてしまうらしい。
だから、いかに経済合理性に反していても、
UFJはダイエーを産業「解体」機構に送ろうとする。
そうしない限り竹中は「不良債権」だと決め付け続けるんだから。
そうやって、国家権力を駆使して、
市場競争もない破格値でダイエーを手にする産業「解体」機構は、
さらに国家権力を駆使して民間銀行に債権放棄を強制し、
利益が上がっているにも関わらず従業員を切り捨て、
おいしい所だけを切り売りし、巨額の利益を手にすることになる。
その巨額の利益を産業「解体」機構に群がるゴロツキ連中と、
竹中に取り入っているファンドが山分けするんだろう。
まさにクローニーキャピタリズムという以外にない。
http://blog.melma.com/00099352/20040702233948
「官から民へ」「市場重視」がヘソで茶を沸かす。
一方で、解体されたダイエーの社員の多くは職を失い路頭に迷い、
また、銀行は資本を毀損され、企業を支える力を失っていく。
これじゃ、経済がよくなるはずがない。
97年以前は今よりはるかに「不良債権」自体は多かったはずだが、
銀行融資は伸び、経済は成長していた。
別に「不良債権」が存在すること自体、何も問題はないのだ。
ましてダイエーは黒字会社であり、本来「不良債権」ですらないはずだ。
それを「不良債権」「不良債権」と言い立てて潰しにかかるのは、
なんらかの悪意があるとしか考えられない。
一刻も早くそのことに多くの国民が気付き、
「竹中更迭」の声が広がっていくことこそが、
竹中の野望を挫き、日本を救う唯一の道だと思う。
http://blog.melma.com/00099352/20040807231613