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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成16年(2004)8月8日(日曜日)
通巻 第879号
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まだイランでの石油開発を牽制する米国
あろうことか仇敵リビア石油を推薦してきた!
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もとより国際政治に節操を求めることはナンセンスの極みだが。。。
イランから日本間でのタンカー輸送距離は8000マイルである。
リビアから日本間でのタンカー輸送距離は14000マイル。6000マイルの迂回路と辿らなければならない。
しかもイランの石油は日本の工業に最適だが、リビアのそれは原油の質が重いうえ、生産量が一日125万バーレルしかない。
にもかかわらず米国は、日本が既に契約したイラン西部アザデガン鉱区の開発を不快と考えており、「代替案としてリビアからの輸入を推薦している」(「STRATFOR」、8月5日付け)。
嘗て石油危機に揺れたおりに米国はたとえ同盟国といえども日本にアラスカ原油をまわそうとしなかった。
それならばメキシコ東側の原油の日本分を東海岸にまわし、バーターでアラスカ原油を日本に輸出する案をハーマン・カーン博士らが提唱したが、今日に至るも実現されていない。
その米国が日本の独自開発に難色を示すのは如何なものだろう?
☆☆☆
(以下略)
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/
以上は、要するに、メジャーから買いなさいということなのでしょう。
★ カダフィのリビアは、公的部門の企業の民営化に走り出しています。
民営化される企業は、360社とのことです。
民営化に着手した変身中のリビア
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei040706.htm