現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産36 > 137.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
会社員が加入する厚生年金と、自営業者らが加入する国民年金の03年度収支(簿価ベース)がともに赤字になり、積立金を取り崩したことが6日、社会保険庁が発表した収支決算からわかった。厚生年金の赤字幅は3379億円。赤字転落と積立金の取り崩しは、42年の事業開始以来初めて。国民年金は2年連続の赤字で赤字幅は前年度比15億円増の500億円。今後も受給者の増大などによって厚生年金は09年度まで、国民年金は08年度まで赤字が続く見通しで、積立金の取り崩しで穴埋めする計画だ。
厚生年金の収支悪化は98年度以降の被保険者数の減少傾向に加え、保険料算定の基礎となる標準報酬月額や平均賞与月数が見込みを下回ったのが主な要因。一時的な増収要因である厚生年金基金の代行返上による移換金3兆4965億円をのぞいた場合、実質の赤字幅は3兆8345億円まで拡大していた。
国民年金は収入・支出ともに前年度より減少。運用収入が前年度比で374億円減少したことなどが響いた。取り崩し後の積立金残高は厚生年金が137兆4110億円、国民年金が9兆8612億円となった。
公的年金の簿価ベースの年度収支は毎年7月末にまとまるが、これまで社会保険庁は公表していなかった。年金財政への世論の関心の高まりを受けて今年から方針を転換して公表に踏み切った。
(08/06 19:35)
http://www.asahi.com/business/update/0806/109.html
★ 参照書き込み
『「産業資本主義」の終焉:国民経済と年金問題:“高齢化社会”が問題なのではなく“供給活動投資額”が問題』
( http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/866.html )