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◇統合求める一方で…
UFJホールディングス(HD)に経営統合を申し入れている三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友銀行が、UFJ銀行の取引先に対して融資の肩代わり攻勢をかけている。UFJ銀のほぼ半分の金利を提示された企業もあり、「経営統合」を持ちかけながら水面下ではし烈なシェア争いを繰り広げる金融界の競争の厳しさをうかがわせる。
関係者によると、三井住友によるUFJの取引先への営業攻勢が顕著になったのは、UFJと三菱東京フィナンシャル・グループの経営統合方針が明らかになった後の8月以降。UFJが年5%の金利で融資している取引先に三井住友が年2・55%を提示したケースもあり、UFJによると、攻勢は8月以降だけで100件にのぼるという。
UFJの取引先に対しては、三井住友だけでなく「みずほグループの営業攻勢もある」(UFJ幹部)が、UFJは「仮に経営統合したら低金利での融資は経営にマイナスになるだけなのに」(幹部)と不満げ。三井住友は「本部が指示しているわけではなく、通常の営業行為で適正な競争」と説明している。【後藤逸郎】
毎日新聞 2004年10月5日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041005ddm008020082000c.html