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韓国の「ウォールストリート」と呼ばれる汝矣島(ヨウィド)の証券街が最悪の夏を迎えている。
総合株価指数が年初来最安値まで低下し、コスダック指数も連日過去最低を更新したことで、証券会社の窓口への投資家からの相談や問い合わせがめっきり減っている。
グットモーニング新韓(シンハン)証券のパク・サンス課長は「昔は株価が暴落すれば反発の可能性に対する問い合わせがあったものだが、最近はもう証券市場に対する期待を捨ててしまったのか、それすらもめったに見られなくなった」と話した。
株価の低下よりもさらに深刻なのは、投資家が証券市場を無視したことによる取引急減だ。
証券会社の収益の60〜80%を占める売買手数料の収益が減り、一部証券会社の社員たちは生計を心配し始めている。
ある証券会社の営業本部長は「株式市場の取引代金が3兆〜4兆ウォン台に上ってこそ会社の収支を合わせることができるが、最近の1日平均の取引代金は2兆ウォンにも満たない」とし、「中小証券会社の中には最近、営業社員に月給70万ウォンさえ払えないところも多くなってきている」とした。
証券会社の収益源だった機関投資家を狙った営業も大幅に減っている。某証券会社のリサーチヘッド(調査部門の最高責任者)は「このままでは法人営業社員を全員一線の支店に送らなければならない」とし、「単純な不況の問題ではなく、生存が問われる絶対的危機」と懸念した。
このような外部環境は日増しに硬直し、内部ではリストラの嵐が吹き荒れながら若い社員たちが汝矣島を後にしている。
最近名誉退職を断行した某証券会社の人事チーム長は「一部支店では入社3〜5年目の社員が一斉に会社を辞めたことで『汝矣島を守るのは支店長と見習い社員だけ』という自嘲に満ちた冗談まで出回っている」と話した。
実際、証券業協会によると、ここ1年で国内に43ある証券会社から2198人の社員が辞めていった。今も転職に向け、仕事が終わってから塾に通う証券マンも少なくない。
しかし、一方では低迷した業界の雰囲気を一掃しようという動きも見られる。最近の汝矣島では、株式市場の取引が終わった後、気前のいい会食や酒の場に集う人がいなくなった。代わりに3〜4人が集まって企業を分析し、証券市場の動向を見つめる勉強会が増えている。
アナリストのキム某(31)さんも毎週金曜日の夜、一週間の市場の流れを整理して来週の見通しについて話し合う集まりを今年6月から始めた。困難な時程、「力と知恵」を結集させようとの考えからだ。
また証券市場が再び好転する時に備え、個人的に実力を育もうとする「努力家」も多い。汝矣島のE英会話塾は最近TOEICやTOEFLといった英語試験に備える証券マンで賑わっている。
K証券会社で営業を担当するチョン某(33)さんは「困難な時程、自己啓発を怠ってはならないという思いから、寝る時間を削って英会話塾に通っている」とした。
ハン・ユンジェ記者 yoonjae1@chosun.com
チョン・ジソプ記者 xanadu@chosun,com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/03/20040803000092.html