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足利銀行(本店・宇都宮市)の旧株主が3日、債務超過状態を隠し増資を行ったなどとして、足銀や当時の役員らを相手取り損害賠償など計3億4113万円を求める訴訟を宇都宮地裁に起こした。
破たんにより株はほぼ無価値になったが、旧株主による足銀への賠償請求は初めて。
訴えたのは、「足利銀行出資被害者の会」(福田丈夫会長)の5社、29人。足銀のほか、元取締役や監査を行った中央青山監査法人にも賠償を請求した。
訴えによると、足銀は1999年と2002年に第三者割当増資を行った際、債務超過状態だったにもかかわらずそれを隠し、有価証券報告書などに虚偽の記載をしたり、独占禁止法で禁じられた優越的な地位を利用して勧誘したりし、株主に損害を与えた。
福田会長(67)は「足銀から取引を切られるかもしれないと考え、対抗できない人はいまだ多いが、裁判で破たんの責任をはっきりさせたい」と話している。
(2004/8/3/11:27 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040803it05.htm