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日本銀行は30日、銀行保有株の買い入れが同日で終了し、買い入れ総額は2兆180億円になったと発表した。
株価の回復と金融システムの安定を反映し、最近の買い入れ額は急減しており、買い入れ総額は上限の3兆円を大幅に下回った。今後は、今後は買い入れた株式の処分が課題となる。
銀行保有株の買い入れは、2002年11月から始まった。企業との持ち合いで大量の株式を保有していた銀行が、株価下落で財務体質が悪化するのを避けようと株式を売却する際に、売却が株価下落を招き、さらに財務体質が悪化する悪循環を断ち切るため、日銀が銀行から直接、株式を買い入れることにした。
買い入れ当初は、月間買い入れ額が3000億円に達する月もあり、最初の1年間の買い入れ額は約1兆8800億円に達し、大手行からも「大きな効果があった」と評価された。日銀が買い入れた株式には数千億円の含み益が生じているとみられる。
買い入れた株式は2007年9月末まで日銀が保有し、その後、2017年9月末までに市場で売却するが、株価動向によって、日銀の資産が悪化する可能性もある。
(2004/10/1/00:01 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040930ib26.htm