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(回答先: 言葉の内実を問うことが大切なのでは 投稿者 長壁満子 日時 2004 年 12 月 11 日 12:16:46)
>「つりキチガイ」はいいのでしょう。
よく考えみたらこれも問題ありかも知れません。
「つり好き」と言えばいい事を何故あえて「つりキチガイ」と自嘲的に言うのかなあ?
と思います。
「私はつりキチですから。」と人が言う場合、自分は精神障害者ではないが
つりばかりやっているからキチガイと言われてもしょうがないという事でしょうね。
笑いながら言う態度の中に「自分は精神障害者ではない。」というゆとりがあるの
ではないですか?
穿った見方ですかね?
> 精神病者を「キチガイ」というのは、間違っているのでしょう。
それは間違いでしょうね。
差別していると思いますね。
例えば精神障害者が自分で「オレはキチガイだ。キチガイで何が悪い?」という場合も
健常者とは違うという排除の論理が働いているのですね。
それは、逆転して健常者差別になっているわけです。
社会が狂っているのだから、その狂っている社会に適応するヤツが
狂人なのであり、適応できない人間が正常だという差別なのでしょう。
> 前者は、マニアという意味。
> 後者は、弱者を排除しようとする、差別と偏見の意味を込めて使用したことがあり、>そのニュアンスがその言葉にこびりついているということ。その言葉をきくと、条件反>射のようにリアルに、自らの偏見を思い起こすのでしょう。
自分の偏見もありますが、社会に現にある偏見だと思いますが。
そして自分にはそのような偏見はみじんも無いと言い切れる人間がいるのか?
と思います。
>そして、いまだ、そうしたいヒトがいるということですね。
精神障害差別は何も解決していないと思いますよ。
「いまだ」というのは当たらないでしょう。
> ならば、きちがいという、本来の精神病者にあてはまらない、「差別と排除の精神」>を、本当のそれらしいヒトに向けて使い(私の言うところの邪悪な権力者に向ける言>>葉)、政権から引きずり落とすことに使えばいいだけではありませんか。
という方法は、新たにつくったものであり、その事を了解していない人にとっては
「ブッシュは精神障害者だ。」と言っているように聞こえるのでは?
> 一旦、差別的に使われた言葉を排除していけば、言葉は最後に、消滅するだけです>>ね。
新たな表現が生まれるだけです。
差別的な内容をなるべく排除した形で。
なくなると思いません。
言葉の組み合わせは無数にできるからです。
>なぜなら、差別と偏見で優越を感じて生きたいいびつなヒトも多いと思いますから。
そうです。
何故、そういう思想が発生するのかの方が大事かも知れませんね。
> 私達は、本来の言葉の意味を、冷徹に吟味し、曖昧に、非人道的に使っている者をい>ちいち、糾弾していくことで、平和への感性を研ぎ澄ませていくしかないと思います。
そういう人の道具になるような言葉を無くすべきだと思います。
道具を無くせば、実はそういう人も少なくなるのでは?と思っております。
> そして、米国の大統領が、民主主義的に、平和な言葉、例えば、イラク人の自由と解>放に貢献すると、素敵な言葉で殺戮をバンバンやっていますね。デージーカッターとい>う、ひなげしの花をイメージしてか、おどろおどろしい殺戮兵器が、優しげなことばで>呼ばれていますね。
はい。
もちろん、それらの言葉のまやかしを指摘する事も大事です。
>動物愛護センターというのは動物堵殺場であると知ったのは、最近です。
欺瞞が多いですね。
だた一つ言えることは、ブッシュという人間がどんな人間であるかについて
表現しようとしたら多くの言葉が必要なのです。
ただ、キチガイと言っただけでは中々ブッシュの本質に迫れないと思います。
キチガイと言って本質を言えたと思ってもそれが本当かどうか解りません。
私には、「軍需産業や石油産業やイスラエル支援の為の番頭であり、その為には
どんな残虐な事も平気でする。」といった言い方の方がブッシュを表す表現として
ピッタリきます。
キチガイと言われてもピンとこないのです。
キチガイという言葉に具体性が無い気がしているのかも知れません。