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青年よ大志を忘れるな!
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/692.html
投稿者 考察者K 日時 2004 年 11 月 23 日 11:05:31:JjkI8nWTpj0po
 

 現在、日本にまとわりついている閉塞感の原因はどこにあるのだろう?
Kは大きな要因の一つは「青年男子が大志を忘れてしまったことにある」と思う。
「新婚さんいらっしゃいませ」という番組がある。最近のトレンドとすると夫のお小遣いの低下が顕著に表れている。一ヶ月500円でヘラヘラしている人もいる。

 「最近の男子は情けない」と云われ出してから結構な時間が経つが、その傾向は変わらないというか加速度的に進んでいるような気もする。最近のトレンドは自己主張の出来ない男性である。

 「優しい」「おとなしい」「物わかりが良い」というような人を育てようと云う教育があり、実際にその様な男子が増え続けている。その結果「創意工夫」「自己主張」「雄々しさ」という面が退化してのではないだろうか。

 時には「強引さ」が必要な時もある。「自己主張」をしなければいけない事もある。「遠慮」が悪い結果に繋がる事もあり。「思いやり」が決定的破滅に繋がる事だってあるのである。

 程度の頻度の問題はあるかもしれないが、ほとんど全ての場合で「自己主張」できなくなって、最終的には的には「切れる」という現象になる、その時には火山の大噴火である。あらゆる鬱憤、不満が発露した結果の「自爆テロ」である。

 少子高齢化社会が問題視されている。理性が野生を制御している面もあるだろうし、男性が自己主張しない面もあるだろう。科学的対処によって出産をコントロールしなければ家庭経済が苦しいと言う面も勿論あると思うが、大きな原因の一つに「男性の遠慮、自己主張の欠如」はあるはずである。

 「自己主張」が出来なくなったのには別の意味もある。「自分で物事を判断するのが苦手とする傾向」「ある物を有るがママに受け入れる傾向」「決まったレールへの安心感を好む傾向」などという人間が本来的に持つ、安定志向である。一度これに填り込むと「何の変化も求めない(それが楽だから)」結婚も子作りも出来るだけ先送りになる。これは「遠慮」とは逆に「自己主張を発露しない、自己主張(一種のワガママ)」とも云えるが、「言論中枢に退化が生じてしまい、自分の考えを言葉に変換できなくなり、与えられた仕事を決められた方法でしか出来なくなる傾向」を感じる。無賃金の労働時間が増えても「上が決めた事と自分の判断を放棄して受け入れられる限りは全く不平を漏らさず。一線を越えるといきなり過労自殺」に走ったりするのだろうと思う。

 何故自己主張をしないかのか?それは「言い訳」を見苦しいと思う(美意識問題)反面、自己主張が苦手という面もあると思われる。この苦手には議論的な物が嫌い(あらゆる争いの嫌う)という面、と自分の意見を表現するのが苦手という面もあると考察する。

 いずれにしても、その様な傾向の中で「無賃金労働問題の悪化」「狂気の殺人事件の増加」「少子高齢化社会の加速」「過労死、過労自殺等の増加」などが増えるのだろうとKは分析する。

 対抗策は、いじめっ子対策で先生に対して課した義務を政府が国民全体に対して行い、「賃金不払いの撲滅の調査の徹底」「社会的問題点の半強制アンケートの実施(これは、国民が自主的に申告しない問題点の回収と同時に考えている事を言葉に変換する訓練になる)」「教育を知識詰め込み方式から、思いを言葉に変換する訓練形式への変更(想像力と創造力を育てる事主体の教育)」等が有効かもしれない。

 過去の歴史は国家が国家が扱いやすい国民を育てる方向で流れてきた。しかし、今日、それは行き詰まりを見せ始めている。こんな状況の打開には一部の人の考察では厳しい所まで来ている。しかし、時代を逆行するのも間違っているだろう(今よりはマシかもしれないが)。もしも、進歩する方向で進ならば、多くの人が「自分の意見を(創造的意味合いに、前向き思考で)云える社会」にする必要があるだろう。
今一番大切なのは「国民一人一人が自分の主体性を持って、他人任せにしないでアイデアを出す事である」とKは考えている。現在それ(主体的にアイデアを出せる人)を実践できる人はそれを「自分の金儲け(犯罪も含む)」にのみ使用する傾向にある。
これでは、いつまで経っても進歩はないだろう。

 一人の考察は限界が低い。多くの人が考察すればどこかに画期的な打開策が生まれる可能性は高まる。その為にはその為の環境作りこそが「国の仕事」である。
目標は「青年が大志を忘れない環境作り」である。その大志とは大儀に通じ決して「自分の金儲け」であってはならない。主要5科目の知識を詰め込み科目を少し減らして「考察教室」などで将来の夢を実現する方法などを考察させるのも手段である。現在の教育は精々が夢を発表させるまでである。

以上「Kのつぶやき」より転載
http://kdesu.ameblo.jp/
阿修羅において発表されたモノので重なっているモノは多少手直しがされていたりしますので「参考にする時」は「Kのつぶやき版」をご利用して下さい。

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