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(回答先: 私にとっては南京大虐殺があったかなかったかより戦争の大義を論じたいのだが・・ 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2004 年 10 月 14 日 00:31:44)
スパルタコスポノさん、こんにちは。
あなたの意見に、賛成です。
思うに、日中戦争は、我々先祖が、時代の半歩先を見誤ってしまった(見なかった)結果だと、思っています。当時、今を生きなければ、という脅迫観念に突き動かされて、それだけで、突っ走ってしまい、中国の広大な泥沼の中で、もがいた結果、多くが派生してしまった、のではないでしょうか。
現在(21世紀初頭)を見ると、やはり、時代の半歩先を、十分見ていない、と思います。あっしら氏も、TORA氏も、するどいことを、突かれています。あるいは、京大の中西氏も。
けれど、実際には、どうしようもなく、突き進んでいます。現在を、とりあえず、生きぬこうと、とらわれている感じです。
−−−
大手の企業さんは、特に、最終製品を扱っている企業さんは、合衆国市場(中国経由も含めた合衆国市場)があって、はじめて、利益を出しています。多くの中小企業さんは、大手さんからの仕事をやっています。(このあたり、あっしら氏のおおよその見積もり、外需依存の、は、大切です。)
合衆国は、大切なお客さん、さらに、合衆国市場なしでは、やっていけない、この想いと、合衆国側の、脅しも含めた政策とが、絡み合って、我々は、合衆国依存症(恐怖症、合衆国を怒らせたら食えない)に、陥っています。
すでに、現在のままでも、生産能力的には、需要 < 供給、なのですが、個々の企業さんは、少しでも、より売上をあげるため、”効率”的な生産に磨きをかけ、”いいものを”、”よりやすく”、”よりはやく”、作りつづける競争に、邁進しています。
”効率”をあげれば、当然ですが、より少ない人数と、より少ないお金で、同じだけの、供給が可能です(もう、皆が、指摘している通りです)。
しかし、現在を生きぬこうと、強迫観念にとらわれて、”効率”をあげ、合衆国市場を求め、そして、合衆国を怒らせたら、利益が出ない、と、思って、突っ走っています。
多分、将来、21世紀初頭を振り返ると、日中戦争に突っ走った時と、21世紀初頭とが、重なって見えるのかもしれませんね。
多分、半歩先を見ない、のですよ、とりあえず、今を生きなくては、と。