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(回答先: 上記URLおよび 「写真で証明する南京大虐殺」 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 10 月 08 日 20:09:04)
いまや戦後60年になんなんとす。
丸木画伯の描いた「南京大虐殺の図」(1975年)。
これが戦後30年のとき。
そしてかわもと文庫が著したエッセイ「ぼくたちの戦後責任と平和思想」が1980年で戦後35年。
長崎の「岡まさはる記念長崎平和資料館」が完成したのが1995年、戦後50年。
どれも「侵略した側の記録」がないことを強調している。
なぜなのか?
そしてこの記録がないばかりに、歴史は否定される。
私が学生時代であったときでも南京大虐殺(または事件)を否定する意見は聞いたことがなかったのは(たとえ著作物があったとしても)、時代がそのような言動が許されない世相にあったからだ。
しかし徐々に否定する流れが右傾化とともに台頭しはじめた。強制連行、虐殺、慰安婦、・・・すべてはまだ戦中派が生きていたからみな黙して語らずだ。これら生き証人たちが中国侵略で何をしてきたか、口が裂けても言えるわけがない。「詔勅」を知り、まずい資料は片っ端から焼却した。石井部隊もそうだ。そして緘口令が敷かれた。やったことがばれたときには「上官の命令だった」としか言えないのだ。
軍隊は慰安婦を伴って移動したこと、その慰安婦を獣を捕獲するようなやりかたで捕らえて兵士の肉欲の餌食として供した事実。強制連行も、すべて「そんなことはなかった」と恥知らずに語るあほな政治家。「時効」だと思ったんだろうなあ。
たとえ相手国が「赤化」したとしても、それを口実に罪業を帳消しにできると思うことがおろかである。
日本が刻んでくれた中国の歴史は中国の人々が知っている。
南京大虐殺について、いろいろ調べるきっかけを作ってくれたTORAさんよ、ありがとう。