現在地 HOME > 掲示板 > 議論19 > 433.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: とりあえずウォーミング・アップということで、お送りください 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2004 年 9 月 26 日 22:41:41)
ヨーロッパに君臨するロスチャイルド財閥やオランダ王室の経済顧問団の連係プレーの数々も、このビルダーバーグの名とともに初めて白日の下にさらされねばならない。
つまるところ、アメリカのロックフェラー一族とヨーロッパのロスチャイルド一族が固く手を結んで経済利権を押さえようとしたターゲットが「バブルで肥え太った日本市場」だった―バブルの崩壊の実態を一言で表現すればこうなる。
「コントロールを失った日本経済の暴走を押さえ、世界経済への悪影響を食い止める。日本の政治家や金融当局には、そんな大胆な力はない。唯一あるとすれば、日本の金融市場を破壊すること。その後、欧米の資金で牛耳る。これを『構造改革』として推進させる。
これが、ロックフェラー上院議員が中心となってまとめた「日本経済の未来シナリオ」と題する文書のコンセプトである。
その驚くべき内容は『新たな始まり―日米経済関係の再編』
(A new Beginninng:Recasting the US-Japan Economic Relationship
外交問題評議会 2000年)
に詳しい。
このシナリオに基づき、欧米の政治家、金融機関やメディアのトップが密かに会合を重ねてきている。長銀の破綻、国有化、アメリカ資本による再生、日本市場の独占。すべたが巧妙に仕組まれていた。長銀の買収は欧米資本による日本占領を意図した「先制攻撃の第一波」と位置づけられていたのである。ロックフェラーの目には長銀は絶滅の運命にある恐竜のようにしか映らなかったようだ。
これまで、わが国ではロックフェラーやロスチャイルドという名前を出すだけで、ユダヤの陰謀説に加担しているとの誤解を受けることが多かったようだ。
しかし、彼らがスポンサーとなって欧米の政治家、経済人、官僚、マスコミを密かに動かしてまとめ上げた数多くの「対日経済・金融支配戦略計画書」の内容を吟味すれば、ユダヤ陰謀説のような話ではなく、そこに明確な意志が読み取れるのである。
しかも、「外交問題評議会」「国際経済研究所」といったシンクタンク、あるいは「ハーバード大学」「コロンビア大学」「スタンフォード大学」などのアジア太平洋金融作業グループが、経済官僚や投資顧問会社の幹部とともにまとめた内部メモを見ると、何と長銀破綻からリップルウッドによる買収、そしてゴールドマン・サックスやモルン・スタンレーなどの欧米の投資顧問外車のノウハウを使って、日本の金融資産をコントロールするシナリオが明確に打ち出されているのである。
知らぬは日本人ばかり。実際、そのとおりに欧米の政府が圧力をかけてきた事実を知れば、これは陰謀などと呼べるものではなく、欧米式の冷徹な対日金融外交戦略にすぎないことがお分かりいただけるだろう。
この大きなシナリオを描いたオランダを本拠に構える組織こそが、バーノン・ジョーダン(リップルウッド社長コリンズの後見人、黒人ロビイスト、ビルダーバーガー)が常任理事を務める「ビルダーバーグ」なのである。
コリンズを投資会社の世界に連れ込んだのがフェリックス・ロハンティン。ロスチャイルドの代理人、ニューヨークのラザール・フレール商会のトップ。オーストリア出身のユダヤ商人としてウオールストリートを代表する金融業者。現在は、ロスチャイルド夫人ら欧米の大富豪の資産運用にあたっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ハゲタカがワラッタ日」浜田和幸著 集英社 より部分引用しました。