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(回答先: Re: 闘いの火ぶたは切って落とされたロシアプーチンと英国・イスラエル&石油生産ピーク説で泡踊るその手先たち 投稿者 万事急須 日時 2004 年 9 月 23 日 23:25:51)
「大陸」と「島」
いわゆるプーチンの「強権的行動」であるが、自分のこれに対する理解は「しょうがないかな」である。
大陸はパワーが無ければ統治しきれないからだ。
理由は簡単で、もとは全て国家というものは民族の寄せ集めでできているが、民族自決などと言って、ここも独立、あそこも独立とやっていては領土が細切れになってしまう。
するとどうなるかと言うと、結局、自分より大きなパワーを集めた国家(例えば現在では中国、または闇のロスチャイルド寄生国家)に容易に侵略され、併合を余儀なくされてしまう。そうなると、結局、属国の奴隷としての身分に甘んじる事になってしまう。
独立を許容して細分化→結局は奴隷化であり、これは大陸では非常に「田分けた考え」であると言える。すると、侵略される以前に、結局は自分が大パワーを保っているしかない。
という単純な原理が、過去から現在に至るまでユーラシア大陸を支配しており、そんな理由でプーチンはこれ以上旧ソ連を細分化するわけにはいかないのであると考える。
勿論、プーチンにとってはここが大きな泣き所であろうし、「他国から理解されなくてもいい」という観点を持っているのなら、そこが財閥軍団の付込むスキになるだろうし実際に破壊工作エージェントとメディアの連携によって「独裁者」とのレッテルを貼りつける努力が必死に行われている。
島については我々の方が詳しいだろうが、大陸とは違う原理で動いている筈だ。
兎に角「島攻め」には手数がかかるし補給も非常に難しい(かった)。海上の全ての地点で攻撃対象になってしまう。従って島の住民としては「目前の敵に集中する」事でかなりの確率で島内部の秩序を保つ事が出来る。
また交通の便が非常に悪かった頃から、常に階級を形成する大陸的志向と異なり、渡来人やアイヌ人を攻撃もするが、同時に同化し、常に均質化を図るという特性は島独特のものであろう。
島内で単一民族でいることのメリットは非常に大きい為、異なった集団であろうが同化していこうという行動には合理性がある。我々の遺伝子から行けば約8%は中国系で、後はバイカル湖の付近から来たらしい(もちろんバイカル湖周辺の民族も過去からずっとそこにいる訳がないので本当の所は不明)。近代になり、不自然な方法で他民族化された島の現状は、台湾にしろ、アイルランドにしろ、ニューギニアにしろ、スリランカにしろ、どこも悲惨なものである。
日本国は、ほぼ単一な民族がポンと島国に入っている、非常にのん気でおトクで幸運な国家である。
これは今流行の「地政学的観点」と言うべきなのでしょうかね?(笑)