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(回答先: 韓国にパクられる日本文化、空手はテコンドー剣道はクムド、ゆがんだ韓国の「反日」意識 投稿者 TORA 日時 2004 年 9 月 02 日 17:19:59)
おいおい、柔道を創始したのは明治の嘉納治五郎とか言っているが、なにもなかったところから柔道を作り出したわけではない。
当時大勢を占めていた柔術に対して、新たな流派を作り出し、たまたま試合を勝ち抜いたから今日の柔道があるわけだ。
では柔術はというと、古来兵法もの(武士)は、抜刀、小太刀、手裏剣、槍、弓、棒などと同時に、武具なしの闘法として、体術を身につけており、たぶん柔術はそうした体術の流れから来たものだろう。
では、こうした日本の兵法は独自のものかというと、さらに時代をさかのぼり、大陸から伝来したものと思われる。
もちろん小生はこの分野は素人なので、専門家に事実関係は任せたいが、日本の伝統文化といわれるもののほとんどは、韓国、中国、台湾、沖縄、東南アジア、さらにモンゴル、ユーラシア大陸にそのルーツを見つけることができる。
韓国人は日本の伝統文化のほとんどは韓流の物真似と考えている。
韓国の肩を持つわけではないが、そうした歴史認識に真っ向から反論するのはなかなか勇気がいることと考えている。
せいぜい、物真似は韓国からだけではないよ、というくらいか。
最近ははやらないが、「日本の中の朝鮮文化」(金逹寿、講談社学術文庫)や「日本の朝鮮文化」(司馬遼太郎、上田正昭、金逹寿編、中公文庫)を見ると、日本の文化的胃袋の咀嚼力に驚かされる。
中国文化の影響については、韓国の比ではない。
しかも、確信犯的な文化健忘症だ。中国も韓国も、その他の国も目に入らない。
もちろん、物真似がすべて悪いもの、粗悪なもの、矮小化されたものと考えているわけではない。
日本文化そのもののシステムの問題であり、どっちが古いと競い合うのは、それだけなら子供のけんかレベル以下の話だ。
レベル的には、ときどきネットを騒がす(2ちゃん的精神年齢の人種が好む)パクリ疑惑と同じだろう。
この論者は、自分浜ともと考えているようだが、かなり救いようのないレベルであることを早いところ気づいた方がいい。