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日本の政治家や官僚はアメリカの統治機構の下部機関であり、民主主義は単なるセレモニー
http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/194.html
投稿者 TORA 日時 2004 年 8 月 15 日 16:57:38:CP1Vgnax47n1s
 

(回答先: 皆さんは、隷属から抜け出したいとは思っていないのか? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2004 年 8 月 13 日 01:03:06)

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu76.htm

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なぜ終戦記念日を境に正反対の事が言えたのか?
「恥の文化」が日本の社会を支配している

2004年8月15日 日曜日

◆全国戦没者追悼式、平和への誓い新たに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040815-00000004-yom-soci

59回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、天皇、皇后両陛下をお迎えして、東京・北の丸公園の日本武道館で開かれた。

 戦没者の遺族や各界代表ら約6000人が参列、先の大戦で命を落とした約300万人のめい福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 小泉首相は式辞で「不戦の誓いを堅持する」と述べるとともに、世界平和の貢献に強い決意を示した。(読売新聞)
[8月15日14時7分更新]

◆「恥の文化」が日本の学校を支配している ヤンジー
http://www.geocities.jp/yasuh16goto/haji.html

 ルース・ベネディクトの『菊と刀』には、西洋の子育てと日本の子育てとの違いが述べられている部分があります。すなわち幼少期には、西洋が厳格に管理して育てるのに対して、日本は甘く温情的に育て、青年期には、欧米は子供の自己責任に委ねて育てるのに対して、日本は厳格に管理して育てると対比しています。子育ての厳格さの時期が、日米では逆になっているというのです。
 ただ私のアメリカ合衆国バージニア州の教育視察の経験では、最近はアメリカでの幼少期の厳格なしつけは、若干緩くなってきているように思いますが、それでも、学校でも家庭でも、日本より厳格に子供をしつけている感じを受けました。また家庭でのしつけが甘い子供については、学校で厳しい評価を受けるようにも思えました。

 逆に高校生ぐらいになると大人扱いをされ、相当自由が認められるのも感じました。同時に自己責任が問われ、評価や懲戒は厳格に適用されるのも事実で、日本では考えられないほど沢山のドロップアウトの生徒が発生しています。日本の高校のように、預かった以上は出来るだけ面倒を見る(落第や退学はさせない)という発想は、あまりないように感じます。

 日米での文化の違いは、子育ての違いからも生じているのだというのが、ベネディクト女史の主張ですが、アメリカ社会の、個人主義的な権利保障は自己責任を前提とするという発想と、日本の集団管理主義社会で何でもかんでも連帯責任とする発想とは、家庭や学校での教育にも大きな違いを生んでいるようです。

 日本は集団主義の発想が強く、個人の責任に関することでも集団で管理し、何か起これば連帯責任だとする傾向があります。例えば生徒に問題行動が起これば、たとえそれが校外で起こったにせよ、真っ先に家庭より学校の方に責任の矛先が向けられます。さらに容儀や交通マナーなど、日常的なしつけまで学校が担っているようなところがあります。その結果、学校は否応なく管理主義的にならざるを得ないのです。

 ベネディクト女史は、欧米の文化を「罪の文化guilty culture」、日本の文化を「恥の文化shame culture」というように対比させていますが、他律的な「恥の文化」では正義より名誉が優先され、個人の道徳心は、他者により左右されてしまうと問題視しています。学校が生徒のことより、学校の評判ばかりを気にしているというのは、多数の中高生がもつ不満となっていますが、個人の権利保障という正義より、集団や組織の名誉の方が優先する点で、「恥の文化」は日本の学校では根強いものがあるといえます。

 また日本人は、その人が何をしたかとか、どの様な人格の持ち主かより、どのような集団や組織に属しているかで、個人の存在価値を量る傾向が強く、逆に組織集団のリーダーは、集団の評価を高めることこそが最高の目標と考え、個人の権利や人格を軽視する傾向を持っています。集団の名誉という全体の利益の前には、個人の権利などは単なるエゴイズムとされてしまうのです。この傾向を大変強く持っている組織が日本の学校なのです。

 「恥の文化」では自律的な人格は育ちにくいというベネディクト女史の指摘を、日本の社会は国際化に適応する上でも、もっと真剣に受け止める必要があります。悪いことでもみんなでやれば怖くないという傾向は、今の日本の若者にも強く見られます。前日の新聞に、騒がしくて成人式が成り立たないという批判記事が掲載されていましたが、これは若者の単なる身勝手の問題だけでなく、学校教育での集団管理主義では、自律的な道徳心が育っていないという問題でもあるのではないかと思います。

 日本人は、組織や集団という看板を背負っていない個人になってしまうと、とたんに我がままで身勝手になるのです。これからの日本人に必要なのは、学校や会社などの特定の集団の一員としての自覚ではなく、人間としての尊厳と責任ある個人としての自覚なのではないでしょうか。学校教育でもこの様な自覚を育てることが求められていると思います。

◆くまりんが見てた! ≫ 朝日には何も見えていないのかも
http://ngp-mac.com/kumarin/index.php?p=615

◆左寄り論調で何を建設したいのか?

くまはこのブログで過去何回かずいぶん朝日が無責任に左寄りであるとか、戦前の戦争宣揚報道に対する反省がな無いとこき下ろしてきました。そしてその報道の偏り方、何かニュースがあれば朝日の論旨を展開するために必要な事項を全体像の中から捨象してピックアップし、それをベースに自説を展開するという朝日新聞の特徴ではあるのですが 7月22日のアイクラさんのはてなダイアリーを見てどうも朝日は論旨を展開した後いったいどういう議論を建設していきたいのか朝日新聞自身も見えていないのでは無いかと思いました。

朝日の得意なパターンとして事実と違うことをでっち上げて批判するというのがあります。くわしい検証はアイクラさんのはてなダイアリーがかなり客観的に詳しく検証されているのでそちらに譲りますが、クオリティーペーパーと自称する朝日が何故そんなことをしなければならないのでしょうか?朝日新聞には品質を追求する(この場合は記事)という自負があると同時にそれ以上に売れる新聞を創るという大きな力が一貫して働いているように見えます。商業新聞ですからそれはそれでよいのですが朝日は品質よりもそちらの方が大きく働いているように見える。昔から読売は景品を読をの拡大に使ってきたようなところがありますが、朝日は受ける記事を提供して(朝日の言葉を借りればクオリティーで)読者を拡大しようという傾向があります。昭和の初期は不況や農業の凶作の上に更に国際連盟と米国の圧力や中国の反日運動の盛り上がりという社会状況の中で日本国民には非常な閉塞感があった。だからこそ日華事変や真珠湾攻撃は日本国民にとっておおいなるカタルシスだったわけですが更に朝日はそれを煽ったわけです。

朝日はよく当時は軍部の統制が厳しかったから公正な報道が出来なかったようなことを言いますが軍部の統制が厳しくなったのはミッドウェイ海戦以降負け戦が続いてからの後の話で初めのうちは軍部より朝日をはじめとする新聞の方が戦争熱が高かった。満州国建設のプロセスでも朝日新聞の果たした役割は大きかったと言われています。それが一転して敗戦。軍国主義が悪者にされると朝日は180度転換して、左寄り論調に変わり、軍国主義者をやり玉に挙げ、毛沢東の文化大革命や金日成の主体思想を絶賛したのは記憶に新しいですね。それでもいわゆる東側社会が崩壊するまでは左寄りの論調でも良かった。左寄りの人の方が進歩的と言われたしそれで新聞も売れました。ところがその後東ヨーロッパ陣営が崩壊しマルクス主義がシステムとして人類を解放できない現実が突きつけられると朝日の部数は減りだします。

それでも朝日は躍起になって左寄り論調を続けています。まるで報道すると言うことより世論を形成しようとしているようです。たとえばアイクラさんのテキストのように事実でないことをでっち上げて政府を批判するというのはもう報道を通り越したペンによる破壊活動です。取り憑かれたようにこそんなことを繰り返している。そこに何か戦争宣揚をしておきながらも読者に謝罪すらしなかったトラウマが幽霊のように朝日を支配しているように見えるのです。もっとも信頼できる新聞として新聞界のリーダーであった自負もアンケート調査では日経に逆転され、部数も激変。更に同調し絶賛してきた人民中国や北朝鮮が日本にとって何ら有益でないばかりでなくむしろ敵対している現状。そして他のマスコミや国民の冷たい視線。まさかの戦後憲法下で戦地へ軍隊を派遣する政府を支持してしまう国民。それらが大きなうねりのように怪物となって朝日に襲いかかっているのかも知れません。

朝日にとってその怪物は現実より遙かに大きな幽霊となりその幽霊の恐怖におののきながら集団ヒステリーを起して迷走しているのでしょう。実際に個々の記者や編集者にはこの現実をちゃんと認識している方もいます。くまも何人か知り合いがいますがどうしてこの人たちが集まるとあんな新聞になってしまうのか不思議なほど。朝日はこの幽霊の呪縛から脱し目を覚ますのでしょうか


(私のコメント)
59回目の終戦記念日がやってきましたが、私が一番疑問に思っているのは、なぜ日本は勝ち目のない戦争を始めたのかと言うことです。パールハーバー陰謀説などが最近になって出てきていますが、ルーズベルト大統領が陰謀に動き出す以前から、日本は大陸の奥へ奥へと引きずりこまれて行きます。時代が今とは違うから今の論理で当時の政策を批判しても意味ないだろう。しかし国力的にソ連や中国やアメリカと戦争して勝てないのはわかりきったことだ。

朝鮮半島や台湾程度なら強大な海軍力で守ることは可能だろう。しかし満州事変以降の進出には当時の大本営も反対したし政治家達も反対していた。しかし石原莞爾を始めとする関東軍の首謀者達は出世してしまった。満州は日本の貧弱な陸軍では守れるものではなくどう考えても無謀だった。朝鮮、台湾も今から考えれば日本からの持ち出しばかりで何のメリットもなかった。

しかし国民レベルでは大陸進出の野望は強く、新天地を目指して多くの日本人が大陸へ渡った。現在でも多くの企業が韓国や中国へ企業進出しましたが、何度も煮え湯を飲まされている。中国人から見れば日本人は何度でも騙されてくれるお人よしに見えるようだ。日本のマスコミもNHKを始めとして中国への投資を煽っている。戦前の大陸進出を煽ったのと何の変わりもない。

やがては引くに引けないほど大陸進出してしまい、そこをつけこまれてソ連とアメリカの罠に嵌ってしまった。米ソにとっては日中が戦争して武器を買ってくれれば儲かるし、日中が国力を消耗してくれれば共産革命がしやすくなる。しかしそのような戦略的な見方を当時の青年将校が分かるはずもなく、罠に嵌っていった。たとえ間違いとわかっても「恥の文化」が間違いと認めなかった。退却は陸軍にとっては恥なのである。

しかし昭和20年8月15日に日本軍は全面降伏し、占領軍により軍隊は解散された。バカは死ななきゃ治らないから当然だろう。経済界も協力者は追放された。ところが官僚機構とマスコミは解体されずに残った。何らかの取引が占領軍と行われ、官僚とマスコミは占領軍のサポート役として現在まで残っている。官僚とマスコミも戦争協力者として日本国民から裁かれるべきだろう。

ところが岸信介や賀屋興宣は首相や大臣になり、マスコミはますますラジオ、テレビに進出して都心に立派なビルを建てている。なぜこんな事が出来るのかというと、日本は「恥の文化」だから他律的であり、国民全体を洗脳してしまえばどんな事も恥に思わなくて済むという構造なのだ。マスコミは戦後間もなく「一億総懺悔」と言う言葉で罪を国民に転嫁してしまった。

しかし私のような意見の持ち主が増えてくるに連れて、東京裁判史観は間違いだとか、天皇の責任論や日本軍幹部への責任論も出てくるようになった。大東亜戦争は占領軍によって裁かれはしたが、日本国民による反省と総括は何も出来てはいない。それが出来なければ日本はまた再び同じ間違いを犯すだろう。

しかし日本は未だにアメリカ軍の占領下にあり4万人の占領軍が日本に駐留している。平和憲法と安保条約がある限り日本の真の独立はありえない。日本の政治家や官僚はアメリカの統治機構の下部機関であり、民主主義は単なる政治的なセレモニーに過ぎない。同じ敗戦国のドイツは憲法も改正し軍隊も持っており、近いうちに米軍はドイツから撤退するだろう。しかし日本はアメリカに永久に占領状態に置くらしい。

◆在外米軍、7万人撤退 ブッシュ大統領発表へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040814-00000116-kyodo-int

【ワシントン14日共同】ロイター通信によると、米政府当局者は14日、ブッシュ政権がアジアと欧州に駐留する米軍計20数万人のうち、約3分の1に当たる約7万人を撤退させる計画をまとめたことを明らかにした。ブッシュ大統領が16日、オハイオ州シンシナティで退役軍人を前に行う演説で正式発表するという。
 英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、撤退する約7万人のうち、3分の2は欧州駐留米軍と報じており、アジアの削減規模は残りの2万数千人とみられる。現在、日本政府と協議を進めている在日米軍の再編がこの撤退計画にどのように反映されるかは不明だが、米政府は既に、在韓米軍を来年末までに1万2500人削減する計画を表明しており、残る1万人規模は在日米軍(約4万人)が対象の可能性もある。(共同通信)

[8月14日18時45分更新]

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