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(回答先: Re: 皆さんは、隷属から抜け出したいとは思っていないのか? 投稿者 ピカリン 日時 2004 年 8 月 14 日 10:05:16)
ピカリンさん、どうもです。
投稿に反応がないことを云々したのは、張り合いの問題ではなく、説明の間違いや思い込みがあったり、理解しにくい箇所もあるはずだと思っているからです。
そのへんが見えないと、次にどう展開したらいいかわからないという気持ちの吐露です。
話は飛びますが、
>つい先日、珍しくテレビを見たら、「債務奴隷」として一生を過ごす少女(家族)の
>ことを取り上げている番組に出くわしました。
またまた叩かれるかも知れませんが、その少女は、一生という期限なしの「債務奴隷」で幸せなのかもしれません。
「期限付き奴隷」ほど過酷なものはないからです。
奴隷所有者の気持ちになれば、なぜそうなのかわかるはずです。
5年間の期限付き奴隷を所有しています。
せっかくの働き手を手に入れたのですから、最初の頃は自殺されたりすぐに死ぬような過酷な取り扱いはしないはずです。(月に数度は休暇を与えたり、病気や怪我をすれば休ませる)
年月が過ぎて解放時期が近づいてきたらどうするでしょう。
もうすぐ手放さなければならない奴隷に投資する奴隷主は少なく、もうすぐ手放すんだったらこき使ってしまえと思う人が多いでしょう。
ですから、「期限付き奴隷」は、解放時期直前でほとんど死んでしまうそうです。
その実例は英国にもあります。
清教徒革命で拘束された王党派の人たちの一部は、5年間という期限でカリブ海の島(バルバドス)に奴隷として送られました。
そして、5年後英国に戻れた人はごくわずかだったということです。
近代の勤労者は「期限付き奴隷」に近い存在です。
戦後日本の「終身雇用制」は「生涯奴隷」制に近い存在でしたが、ここ10年でそれが急速に崩れ、より過酷な「期限付き奴隷」制に変わっています(笑)