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(回答先: 日本で財務省発行の紙幣にすると、どうなるの?ケネディも大統領令の財務省紙幣発行で暗殺されたって本当 投稿者 ジャック・どんどん 日時 2004 年 8 月 12 日 03:08:42)
ジャック・どんどんさん、どうもです。
>もし、日本で財務省発行の紙幣にすると、どうなるんでしょうか?やっぱり、ケネディ
>みたいに暗殺されちゃうんでしょうか?
政府が政府紙幣の発行に動こうとすると、暗殺はともかく、政府首脳の人格を含むネガティブキャンペーンが展開され政治的に抹殺されると思います。
>そもそも、ケネディが大統領令で、FRB発行券(紙幣)を止め、財務省が直接発行す
>る券(紙幣)にしようとしたことは、ほんとうなのでしょうか?
FRB発行紙幣を止めるところまで考えていたかどうか不明ですが、赤字財政支出は合衆国発行紙幣で賄おうとはしたようです。
>もしほんとうとすれば、それはほんまにトンでもない『だいそれた』(『これは、始
>末するしかないな』に匹敵する)ことなんでしょうか?
国際金融家の利益が失われるだけではなく、国際金融家が経済社会ひいては世界を支配する力を失うことになります。(世界レベルで経済社会をコントロールすることが最大の利益源です)
私がそのようなことを望んでいる国際金融家であれば、あらゆる手段でそれを阻止しようとします(笑)
>そもそも、アリの数よりたくさんいる聡明な経済・金融学者のみなさんは、FRBの
>《欺瞞》に気がついてないんでしょうか?
私が経済・金融学者として地位と名声を勝ち得ていてそれを好ましいと思っているひとなら、わかっていてもそれに触れません(笑)
逆に言えば、経済・金融学者として地位と名声を勝ち得ていている人たちは、わかっていてもそれに触れないからそうなったと考えたほうがいいでしょうね。
>中央銀行=プライベート・バンクという図式は《欺瞞》じゃなくて、当然のことなん
>でしょうか?
中央銀行制度は私的な銀行であるイングランド銀行が嚆矢ですから、中央銀行=プライベート・バンクという図式は当然と言えば当然です(笑)
アメリカも、FRBの前は、中央銀行が存在しない代わりに数多くの私的銀行が発券銀行として存在していました。
明治維新後の日本も、当初は米国型(第一国立銀行など数多くの民間銀行が発券銀行として存在した)で、その後政府が支配する民間銀行である日本銀行に発券機能が集約されるという歴史を過ました。
(国立銀行という名称は、米国の国法銀行に由来しています)
>あと、最近感じる銀行合併など、支配層からすれば、
>《豚は太らしてから、食べさせてもらうわ=一つにまとめてコントロールさせてもらうわ》
>と考えてるように思えますが。
銀行の集約化は、管理・制御の便宜が第一の目的だと思っています。
しかし、政治的経済変化によっては、《豚は太らしてから、食べさせてもらうわ=一つにまとめてコントロールさせてもらうわ》に一挙に転換する危険なものです。
メガバンク一つでも国際金融家の手に渡れば、日本経済はけっこうなレベルで“彼ら”の制御に委ねられることになります。
貸し渋りや貸し剥がしが日本経済に与えた影響や「国債サイクル」の維持が日銀−銀行のコンビネーションに支えられていることを考えれば理解できます。
日本の支配層が賢明であれば、そのようなときは国有化に動くはずですが...