現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ37 > 992.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
11/19 22:05 「事前に日米に連絡」 中国原潜侵犯で陳総統 台湾当局も偵察活
【台北19日共同】台湾の陳水扁総統は十九日、中国原子力潜水
艦の日本領海侵犯事件について「事前に日本と米国に関連情報を提
供することができ、最終的に(中国原潜と)確認されたことを光栄
に思う」と述べ、台湾当局による偵察活動で最初に原潜の動向を確
認したとの認識を初めて明らかにした。
台北市内の総統府で、日本の対台湾交流機関、交流協会の服部礼
次郎(はっとり・れいじろう)会長と会談した際に語った。ただ、
いつの時点で原潜を発見したのか、どのような情報を提供したのか
など詳しいことは明らかにしなかった。
独立傾向を強める台湾と中国の双方が台湾海峡にとどまらず、沖
縄の先島諸島海域でも活発な偵察活動を展開していることをうかが
わせる。
台湾には、中国の軍事情報収集やアジア太平洋地域の安全保障面
での台湾の重要性を強調することで、情報交換など日米との軍事的
な関係強化につなげたい意図がありそうだ。
陳氏は「原潜の侵犯事件で(日米は台湾同様に)中国の脅威を感
じたはずだ」とした上で「アジア太平洋地域の平和と安定維持が日
米台の共通の利益だ」と述べた。
原潜侵犯事件ではこれまで、原潜が海上自衛隊のP3C哨戒機に
捕捉される前、米グアム島沖から米海軍のP3C哨戒機の追尾を受
けながら先島諸島・石垣島周辺まで進んでいたことが判明。米第七
艦隊の潜水艦などが太平洋で最初に発見した可能性が高いとされて
いた。
20041119 2205
[2004-11-19-22:05]
11/19 21:01 日米との「同盟」構築狙う 台湾、中国けん制も
【台北19日共同】台湾の陳水扁総統が十九日、中国原子力潜水
艦の日本領海侵犯事件の関連情報を日米に提供したとの〓(始めダ
ブルミニュート)機密情報〓(終わりダブルミニュート)を自ら明
かした背景には、対台湾ミサイルを増強している中国の軍事的脅威
を強調し、東アジア地域の安定に向け日米台間に事実上の「軍事同
盟」を構築したいとの政治的思惑があるとみられる。
二十日に予定されているブッシュ米大統領と中国の胡錦濤国家主
席との首脳会談を前に、安全保障面での日米台の協力関係をアピー
ルし、陳氏を「台湾独立派」と非難している中国をけん制する意図
もうかがえる。
台湾当局は六月、中国に対抗するため、米国製の最新鋭地対空誘
導弾パトリオット(PAC3)発射装置六セット、ディーゼル潜水
艦八隻、P3C対潜哨戒機十二機を購入するための計六千百八億台
湾元(約二兆円)の特別予算案を決定。
しかし、野党の反対で成立の見通しは立っておらず、購入の是非
が十二月の立法委員(国会議員)選挙の争点の一つとなっている。
陳氏側には、原潜事件を例に対潜哨戒能力の重要性を訴えて、米
国製武器購入実現につなげようとの計算もあるとみられる。
20041119 2101
[2004-11-19-21:01]