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(回答先: 「生前の顔」再現イメージ 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 11 月 19 日 08:24:12)
新種の類人猿の雌と子のイメージ図=サイエンス誌提供
ヒトとゴリラやチンパンジーなど大型類人猿の共通の祖先とみられる新種の類人猿化石がスペイン・バルセロナ近郊の約1300万年前(中新世中期)の地層から発掘された。この時期の類人猿の化石はほとんど見つかっておらず、スペインの研究チームは「ヒトの起源の解明につながる重要な発見だ」としている。19日発行の米科学誌「サイエンス」に発表した。
化石はオスとみられ、頭や胸、腰、手足など1個体分の骨格約80点が発掘された。チンパンジーよりやや小さく、体重は35キロと推定された。発見場所にちなみ、「ピエロラピテクス・カタロニクス」と名付けられた。
目や鼻の位置が現代の大型類人猿とよく似ており、手首は柔軟で木登りに適していた。一方で、手の指は短く、原始的な猿の特徴も持っていた。
中新世中期はヒトの祖先を含む大型類人猿が、テナガザルなど小型類人猿から分かれて進化を始めた時期にあたる。しかし、化石の発見例は少なく、研究が遅れていた。【足立旬子】
毎日新聞 2004年11月19日 11時42分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041119k0000e040046000c.html