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(回答先: <横田めぐみさん>写真は合成の疑いが強い 救う会が指摘(毎日新聞) 投稿者 茶々 日時 2004 年 11 月 18 日 14:01:27)
http://www.zakzak.co.jp/
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_11/t2004111801.html
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ウソ上塗り頂点…めぐみさん写真、夫削除!?合成
(人物と樹木の影、右肩のふち、道路の境め…)
第3回日朝実務者協議で日本政府が持ち帰った横田めぐみさん=失跡当時(13)=の写真は、北朝鮮側の合成だったことが判明した。
本当の夫を削除した疑いが強く、日本側と面談した「夫」はやはり、ニセ者だった疑いが濃厚になった。ウソの上塗りも頂点に達し、
拉致問題の真相を隠蔽(いんぺい)する北。日本で経済制裁の機運が高まり、テロ国家の存続で唯一の生き残りカードの6カ国協議も不調…。
そんな外憂のなか、反体制ビラがまかれ、肖像画の撤去も進むなど、内患による金王朝崩壊の兆候も伝わる。社会主義国家での世襲による独裁者、
金正日(キム・ジョンイル)総書記(62)に確実な危機が迫る。
【プロが指摘】
被害者家族の支援団体「救う会」は昨17日夜、めぐみさんの写真について、「合成写真の疑いがある」と緊急発表した。
合成の疑いがあるのは、成人後とみられる白っぽいコートを来ためぐみさんのカラー写真だ。
プロの写真家が「めぐみさんの影と背景の樹木の影の向きがまったく違う。右肩のコートの襟も直線に切られている」との指摘を救う会に
寄せた。さらに、樹木と道路の境も不自然な直線になっているという。平田隆太郎事務局長は「一緒に写っていた人物を見せないよう、
めぐみさんだけを切り取り、別の背景の上に重ねた際、影の向きを1カ所だけミスしたのでは。北朝鮮はしばしば写真を偽造する」としている。
削除された人物について、日朝関係筋や公安当局は「北が隠すめぐみさんの本当の夫である可能性が高い」と前置きして、北の意図を解説する。
「拉致問題の象徴であるめぐみさんを入院=自殺で押し通し、拉致問題の幕引きを狙っているからだ。そのためには本当の夫に真実を語られて
は困るのが理由だ」
【不自然な面談時の「夫」】
確かに、今回の日朝協議の北側の動きは不自然さを極め、夫とされる40歳代前半のキム・チョルジュン氏の「姿」をとらえようとする日本側を拒み続けた。
外務省の藪中(やぶなか)三十二アジア大洋州局長と12日に平壌のホテルで初めて面談した際、めぐみさんの遺骨の提出を求めると、キム氏は
「両親に直接渡したい」と拒絶した。そして、代表団が帰国する前日の14日、キム氏は突然、火葬された「めぐみさんの遺骨」を持ってホテルに現れた。
キム氏は「工作機関に携わっている」と身分を明かしたが、一工作員に遺骨引き渡しの判断ができるかどうか疑わしい。当然、訴追されるわけもなく、
引き渡しを拒む合理的理由がない。そこで、ニセの夫である疑いが出るわけだが、「遺骨」の出し惜しみで誠意を示そうとする北の意図も見え隠れする。
長女キム・ヘギョンさん(17)との親子確認をするため、血液と毛髪の提出を求めると、「微妙な立場」と言い張り、自分の「姿」をさらすことに
難色を示した。写真撮影も拒否し、わざわざ持ってきた家族3人と夫婦の写真計2枚の複写も許さなかった。
【何が写っていたのか】
北にとってはお手の物の合成写真。「元の写真」には、めぐみさんの本当の夫が写っている可能性が高いが、日朝関係筋は「別の拉致被害者や工作員など、
北側が公開したくない人物が写っている可能性もある」と説明する。特にめぐみさんの夫の場合、拉致被害者の蓮池薫さん(47)が平壌で同じ
職場に勤めて顔見知りだったことから、元の写真を見ればウソが見破られてしまう。むろん、平壌のホテルに現れたキム氏も、蓮池さんに写真で
確認されれば「ニセ者」であることがばれてしまうのだ。
【なぜ、ウソを】
約2年前の日朝首脳会談で拉致を認め、「反動」のせいにしながらも謝罪した金総書記。この期に及んで、なぜ、ウソの上塗りを続けるのか。
日朝実務者協議で拉致問題が一向に進展しないなか、日本国内では経済制裁を求める声が急速に高まっている。人道支援として援助を約束された
25万トンのコメのうち、半分はいまだに金総書記の手元に届いていない。今回の協議では代表団をベンツで送り迎えし、一応の再調査結果を出して
はみたものの、北への反発は高まるばかり。だが、事実をすべて公表すれば、非道が明らかになり、コメ支援さえも、ついえてしまう可能性が高い。
金総書記はいずれを選択してもドロ沼に陥るのは必至である。
ZAKZAK 2004/11/18
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