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11/18 17:26 親米、親ロ派が激突 ウクライナ大統領決選投票
【モスクワ18日共同】親欧米のユシチェンコ元首相と親ロシア
のヤヌコビッチ首相によるウクライナ大統領選決選投票が二十一日
に迫った。ユシチェンコ陣営は、先月末の第一回投票で政権側の大
規模な不正があったと主張、決選投票の結果次第では街頭での大規
模な抗議行動に訴える構えで、緊張が高まっている。
第一回投票ではユシチェンコ氏の得票率が39・87%と、ヤヌ
コビッチ氏の39・32%をわずかにリード。両者とも当選に必要
な過半数を獲得することができず、決選投票にもつれ込んだ。
ユシチェンコ陣営は「政権側が決選投票で不正を繰り返せば、(
昨年十一月の議会選をきっかけにシェワルナゼ政権が崩壊した)グ
ルジアの二の舞いになる」と息巻く。一方、政権側は実力行使も辞
さないとしている。
両候補の激突には米国とロシアの利害対立が影を落とす。旧ソ連
バルト三国の北大西洋条約機構(NATO)加盟以降、これ以上の
NATO拡大を国家安全保障の重大な脅威とみるロシアのプーチン
政権にとって、NATOや欧州連合(EU)加盟に積極的なユシチ
ェンコ氏の当選は容認できない。プーチン大統領はウクライナを訪
問するなど、ヤヌコビッチ氏を支援してきた。
欧米は、言論弾圧などを行ってきたクチマ大統領の後継者である
ヤヌコビッチ氏ではウクライナの民主化は不可能とみている。
ロシア科学アカデミーのクレメニュク米国カナダ研究所副所長は
「グルジアに加えウクライナにも親米政権ができれば、バルトから
カスピ海沿岸まで『ロシア包囲網』ができる可能性がある。大統領
選の結果が米ロにとって重大なのはそのためだ」と指摘する。
20041118 1726
[2004-11-18-17:26]
11/18 19:00 ウクライナの東西対立
ウクライナの東西対立 ウクライナの西部は14世紀から第2次
世界大戦までポーランドなどの支配下に置かれたため、欧州への帰
属意識が強い。これに対しロシアに近い同国東部はロシア系住民も
多く、ソ連時代に急速な工業化が進められたため、ロシアの軍産複
合体との関係が深い。今回の大統領選でヤヌコビッチ首相は出身地
の東部で強く、欧米志向のユシチェンコ元首相は西部で圧倒的な支
持を得ており、国内の東西対立が鮮明になっている。(モスクワ共
同)
20041118 1900
[2004-11-18-19:00]