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ネットで調べた限りでは、
香田さんの遺体発見は現地時間で30日夜の7時頃であったようだ。
その時、彼の斬首遺体はまだ新しく夕方4〜5時頃が殺害時間と見られている。
不思議なことに司法解剖は11月4日であるのに、
10日以上たった今も大手メディアは正式な追跡記事を載せてはいない。
多分この事件は彼の葬式を放映した時点で終了ということなのであろう。
外交官殺害事件と同様で、死人に口なしである。
生きて帰っても、真相隠蔽の加担者にすべく紙爆弾攻撃で封殺されるに過ぎないが。
結局今回もすべては闇の中に雲散霧消したと言うのが実状のようである。
ところで香田さんの殺害日10月30日は、
「911」事変から「1145日目」にあたる。
まるめると?「11(4+5)」→「119」で、
横方向の鏡面対称では「911」となっている。
以前、11月14日が「911」から「1160日目」となり、
文字の180度回転で「911」となる暗号を含むことから、
翌日に国内で猟奇事件がおこる可能性を指摘したのだが、
11月14日は香田さんのパスポート発見の日付として選ばれ、
ファルージャ掃討作戦における米軍勝利宣言の日となってしまった。
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このファルージャ掃討作戦はモスクを33棟も破壊すると言う、
イスラム教への公然たる宗教戦争を宣言した記念すべき事件である。
しかも香田さん殺害グループによる最初の「犯行声明映像」の現場に
わざわざモスクが選ばれていたことや、
制圧されたファルージャでテロ組織の拠点が発見され、
そこで彼のパスポートが見つかったことなどが公表されるに従い、
両事件の結びつきは決定的なものとなった。
香田さんの拉致・殺害は「オカルト殺人事件」ではありつつも、
現実世界ではファルージャ掃討作戦を正当化するための
状況証拠作りとして実行されていたと考えられる。
ひとえに日本とイスラムとを
抜き差しならない敵対関係に導いていくための
姑息なブッシュシナリオであったように思われる。
ブッシュの対日2面作戦(自衛隊派兵を強要しつつそれを妨害する戦略)は
左翼メディアを利用した「自衛隊撤退」報道に良く現れている。
以前はイスラム聖職者協会のかかげた「自衛隊撤退」スローガンほど傑作な
「偽装反米=親米路線」はなかったが、
今回の事件では「自衛隊撤退」論を封じ込め、
「香田さんを殺害した邪悪なイスラムテロ組織」の広報活動に専念する策をとったようだ。
これで建前上は、自衛隊によるイラク治安活動の必要性を
日本政府が痛感し国民が賛意を表明する情報操作ができるようになり、
拠点を喪失してイラク全土に戦域を拡大したイスラムテロ組織なるものが
いつでも自衛隊を攻撃できることが証明された事になる。
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邦人誘拐事件の解決で有力組織に躍り出たイスラム聖職者協会の目論見は
イラク民衆はおろか中東全域における「親日意識を解体」し、
「日本国のプレゼンス」を卑屈なまでに落とし込めようとする
アメリカ政権の意思を代弁する行為そのものであった。
こうした無価値な戦略は、開戦以前からの「反フセイン密約」に基づいた
イラク支配権に関する約定の履行としか思えない。
イスラム抵抗勢力が真実米軍占領に勝利したいと考えているならば、
ブッシュ政権を政治的窮地に追い込むであろう、
米国民間人や米軍兵士達を標的にした政治的取引こそが最優先されるべきであり、
脇役でしかない多国籍軍の民間人を残忍に殺害するなどは
当初から米国に対して政治的服従を表明しているようなものである。
もっともこの日本国も苛烈な国際社会の力学に逆らうことなどできず、
面従腹背を貫き通すことしかできないのではあるが・・・。
ブッシュ政権の意図は世界的な広がりを見せるイスラム教を攻撃することにより、
アジア全域に及ぶイスラム諸国家の政権を不安定化させることであり、
地球規模で展開する世界大戦の起爆剤とするまでイラクの治安を深刻化させることにある。
ブッシュ戦略は今回のファルージャ掃討後のイラクを本格的な内戦状態へ移行させ、
それを配下のイスラム組織を利用して演じさせることにあるように思う。
2005年半ばまでにイラク全土を武装蜂起させて自らは撤退し、
2006年には国連平和維持軍を迎え入れることに日本を利用し、
この状態で世界宗教大戦の発端となる時限爆弾を破裂させる算段でいるのだと推理する。
旧政権中枢のスンニ派は世界最強兵団と闘うつもりなどさらさらにないであろう。
部族をあげて正面衝突すれば完全に殲滅されるだけであり、
あるいはフセイン同様に経済封鎖で生殺しの憂き目を見るだけであるからだ。
彼等はスンニ派自治区の承認と言った何らかの将来的保証と引き替えに
米軍の侵攻に対してはフセインの軍隊を早期に破滅させ、
イラク民衆に多大な犠牲を強いてでも
反米抵抗運動が本当に存在するかのごとくアピールする。
それが彼等の役回りであろう。
邦人外交官を殺害し、ジャーナリストを焼き殺し、
民間人を斬首したキリスト教原理主義勢力の破壊工作は、
いよいよ自衛隊襲撃へと禁断の垣根を越えて動き出して来る。
すべては全世界を宗教戦争(ハルマゲドン)に巻き込むためであり、
天皇の軍隊(神軍)を中東大動乱の鎮圧部隊として再編成させるためにである。
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