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アラン・ケイといえばダイナブック(って東芝じゃありません)、ヲタクの神様、ハーバーマスは....写真を見るととにかく老けた、痩せた、デリダもお待ちかねだろうし、そろそろ「上がり」か(オイ、オイ)。なんでハーバーマスが嫌いなんだろうか、ハーバーマスが嫌じゃなくてハーバーマスを持ち上げる奴が嫌なのかもしれません。サイードに「良識ある市民の対話による公共的合意、たいへん結構だ、しかしその場にパレスチナ人は呼ばれていないだろう」と面罵されたけど、ちょっと反則の様な気がします。
そういえば鶴見俊輔の「LSDの導師」ゲイリー・スナイダーも今、日本にいるようです。
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アラン・ケイ、ユルゲン・ハーバーマスらが京都賞受賞
http://www.inamori-f.or.jp/KyotoPrizes/contents_j/laureates/kp_thisyear.html
京都賞ってなに
http://www.inamori-f.or.jp/KyotoPrizes/contents_j/kp_about.html
先端技術部門■
情報科学
アラン・カーティス・ケイ博士(アメリカ、1940年生まれ)
〔Dr. Alan Curtis Kay〕
コンピュータ科学者、ビューポインツ・リサーチ・インスティテュート代表
「現代のパーソナルコンピュータの概念の創出と実現への貢献」
ケイ博士は、1960年代後半に『個人の知的作業を支援するためのコンピュータを創る』というビジョンを持ち、小型で使いやすい「パーソナルコンピュータ」の概念を創出しました。当時は大型コンピュータの開発が全盛の時代であり、博士の逆転の発想は、コンピュータの在り方にパラダイム・シフトをもたらしました。1972年には、理想形として、子供でも自由に使えて無線ネットワークも装備するという「ダイナブック」マシンを提案し、以後そのようなシステムの実現に貢献されました。博士が開発の中心人物の1人として関わったパロアルト研究所の「アルト」マシンは、現在のグラフィカル・ユーザ・インターフェースの原型を備えたもので、その開発思想は後にマッキントッシュやウインドウズに受け継がれています。一方、博士らが開発したプログラミング開発環境「スモールトーク」は、オブジェクト指向で統一された環境として、その後のソフトウェア開発に大きな影響を与えました。また博士は、70年代初めから現在に至るまで、子供に対するコンピュータ教育にも取り組んでいます。博士の一貫した取り組みは、コンピュータの利用分野に飛躍的な拡大を与え、今日の知的創作活動の原動力を与えています。
基礎科学部門■
生命科学
(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)
アルフレッド・ジョージ・クヌッドソンJr.博士(アメリカ、1922年生まれ)
〔Dr. Alfred George Knudson, Jr.〕
遺伝学者・医師、フォックス・チェイス癌センター上級顧問
「ヒト発癌機構における癌抑制遺伝子理論を確立した先駆的業績」
遺伝学者であり医師でもあるクヌッドソン博士は、1971年、小児癌のひとつである網膜芽細胞腫の臨床遺伝学的研究から、2回の突然変異が遺伝子に起こることで癌が発症するという「2ヒット説」を提唱しました。遺伝性の癌の場合は、生まれたときに生殖細胞がすでに突然変異を受けており、あと1回、眼の細胞に突然変異が加わったときに癌が発症すると考えたのです。「2ヒット説」は、ウイルスや加齢に伴う遺伝子異常の蓄積で癌が起こるという、従来の説では説明できなかった遺伝性の癌や若年性の癌の原因を説明することができました。また、博士は、遺伝子変異が起こると癌を抑制する働きがなくなると考え、このような遺伝子を「抗腫瘍遺伝子」と名付けました。後にこれは「癌抑制遺伝子」と呼ばれ、1986年にはその存在が証明されます。この網膜芽細胞腫という癌の研究から、博士が導き出したシンプルな基本法則「2ヒット原理」と、癌抑制遺伝子理論は、その後、複雑な成人癌の研究を大きく発展させる契機となったのです。
思想・芸術部門■
哲学・思想
ユルゲン・ハーバマス教授 (ドイツ、1929年生まれ)
〔Professor Jürgen Habermas〕
哲学者・思想家、フランクフルト大学名誉教授
「コミュニケーション行為論、討議倫理学など、社会哲学理論の構築および公共性に根ざした理想社会実現への実践的活動」
現代を代表するドイツの哲学者であり思想家であるハーバマス教授は、著書『公共圏の構造転換』(1962)のなかで、近代ヨーロッパで成立した市民の言論の場(公共圏)が、やがて専門家と大衆の二極分化によって変質し、現代においては形式的な大衆民主主義に堕していると鋭く批判し、一躍有名になりました。 20世紀の社会科学の金字塔とも言われる『コミュニケーション行為の理論』(1981)では、人間には暴力・抑圧に支配されずに対話を交わし、相互理解に到達するコミュニケーション的理性の力があるとし、衰退した公共圏を取り戻す鍵はコミュニケーションにあると説きました。こうしたコミュニケーション論の観点から、普遍的な社会規範の構築を基礎づけしようとしたのが「討議倫理学」であり、自由で自律的な人間の共生関係を樹立しようというのが、教授の一貫した姿勢です。激動する現代にあって、ハーバマス教授は世界の政治・社会の実際問題に関しても、自らの哲学を基軸に据えて積極的に発言しながら、人類の未来の肯定的展望を探り続けています。
[追加情報」哲学クロニクルメーリングリストより
http://nakayama.org/polylogos/chronique/
ディ・ヴェルト紙によると、ハーバーマスは京都でスピーチをしたらしいです。
http://www.welt.de/data/2004/11/13/359430.html
アメリカについて尋ねられて、「国連決議なしに派兵したのは違法だって」と答えたとか。
また、幼年期に「ある手術によるトラウマのような経験」をしてから発話に障害がでて
小学校でクラスメートが自分の話をうまく理解できないことに気づいたと回想しています。
そしてそのために言語哲学に深い関心をもったとか。