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ぷち熟女さん、パーマン２１号さん へ。
お二人の説興味深く拝読させていただきました。
そこで私も探ってみましたらば、こんな符号が出て来るのです。
「命の樹の実」は香り高い。その香りはあらゆる香りにまさっている。（エノク書より）
「証生」は死んだ後にこそ「生きた証し」となるが、生きている時は「生きている証し」となる。
または「生きる証し」「生の証し」であり「生命の証し」ではないだろうか。
と云うことで香田さんを殺害した犯人にとっては、彼は「生命の樹の実」を体現する象徴となりえます。
「生命の樹の実」に関しては旧約聖書では
創世記 ３：９、３：２２
箴言 ３：１８
新約聖書では
黙示禄 ２：７、２２：１−２−１４
にそれぞれ出て来るのですが、あまり具体的な記述はありません。
ところが「偽典」として聖書から外されている「エノク書」には以下のような詳しい記述があります。
――――――――――――――以下抜粋引用―――――――――――――
東北の七つの山と生命の樹（２４〜２５章）
２４章
１．〜２．略
３．第七の山は中央にあってどれよりも高く、玉座のような形をしていた。
そして芳香を放つ樹が玉座をとりまいていた。
４．それらの樹のうちの一本はかつてわたしがかいだこともない香りをもっており、
周囲の樹々や、ほかの同様の樹ともちがっていた。
その香りはあらゆる香りにまさり、その葉も花も幹も永遠に枯れることがなく、
その実は美しく、なつめやしに似ていた。
５．わたしはいった。「何という美しい樹、何というよい香りであろうか。
その葉のきれいなこと、花のうるわしさ、なんとすばらしいではないか」
６．するとわたしに同行していた聖天使ミカエル、天使たちの長が答えた。
２５章
１．〜２．略
３．彼は答えた。「お前のみた高い山だが、あの頂上の形は神の玉座のようにみえるだろう。
正にその通りなのだ。
そこに、大いなる聖者、栄光の主、永遠の王が、めぐみをもって地上を訪れるときにすわられるのだ。
４．さてこの香りの高い樹についていえば、大審判の日までは、
死ぬべき人間はだれもこの樹に手をふれてはならない。
その審判の日に主はすべてのものに報い、いっさいのものについて永遠の決算をされるのだ。
５．そのとき、この樹は義人と聖者に与えられる。
その果実は選民の食べものとなり、樹は聖所、すなわち永遠の王なる主の宮に移し植えられる。
６．そのときかれらは大いに喜び
聖なる場所に入る。
その芳香は彼らの骨にしみとおり
かれらは地上に生きながらえ
その先祖たちのような長寿を得る。
彼らの生きる日のかぎり、悲しみも災いも、
責め苦もなやみも彼らに手をふれない。
７．略
――――――――講談社文芸文庫「旧約聖書外典（下巻）」関根正雄編、新見宏訳―２２４〜２２５P――
上記は「エチオピア語エノク書」もしくは「第一エノク書」と呼ばれるものの【抄訳】となっていて、この本には
一部抜粋のかたちを取っており、抜けている章もあります。
ここで取り上げた２４〜２５章の部分は抜けている部分があるか無いかは、
私は判断できる立場にありませんので、一応抜けていないことを「前提」として話を進めるにとどめておきます。
上記はエノクの目を通して書かれたような記述となっていて、２５：３の彼は答えた。の「彼」とは同行していた聖天使ミカエルのことです。
重要なポイントは以下です。
「生命の樹の実」は香り高い。最初に挙げた生証＝「生命の証し」と考えれば
香田生証と云う名前が持つ意味、「犯人側」にとっての特殊性、シンボリズムはお分かりかと思います。
また「生命の樹の実」は選民のための食べ物であり、それは審判の日の後に行なわれる。
「その芳香は彼らの骨にしみとおり」の部分は、ぷち熟女さんの投稿http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/732.html
によるガンダルヴァの「――かぐわしい香りを食べるため、体は良い香りがする。――」
となにやらイメージ的に重なりませんか？
かぐわしい香りを食べる…樹の実を食らう。そして骨にしみとおる。
このエノク書の描写部分だけを読むのならば感じなかったことですが、
香田青年殺害事件と合わせて考えると
後半部分などまるで儀式殺人の暗示のようにも読み取れますし、
一種のカニバリズム的なイメージすら漂ってきてしまうのです。
もちろん、それはちょっと行き過ぎか…とあらためまして
カニバリズムではなく「血を飲む」「血に触れる」と考えてみますと、あの殺害ビデオの実行犯が
裸足であり、香田青年の身体から流れる血を踏んでいたことを思い出すのです。
（正直、あの裸足にちょっと違和感を感じました。異教徒の穢れた血を何故直に踏みたがるのだろうと…）
そして戦争板でも指摘されている通り、アメリカ国旗たる星条旗に、香田青年の血を染みこませることが
何を意味しているのか、また違った意味で鮮明になってくると思うのです。
「生命の樹の実」（香田青年）の、その果汁（血）を星条旗に染みこませる。
そしてその儀式は大統領選挙に合わせて世界でビデオ公開される。
このように考えると、なぜ香田青年が生け贄に選ばれたのか、日本語や漢字に通じた
怪しいコーディネーターがいると考えてもおかしくはありません。
もちろん、これも「ブレイン･ストーミング」ですから、あくまでそのようにお考え下さい。
――――――――――――――――――――――――以上です。
ファルージャへの総攻撃の時間割などみますと、ブッシュ再選は折込済みという感じですし。
BBCTVでの米軍兵士へのインタビューで「やつら（ファルージャ市内にいる人々）は悪魔だ」
などという答えが平然と返ってくるのを見ますと、あらゆる意味で香田青年の殺害が
利用されているのが分かる気がします。
今までより随分と鮮明な映像だったのは、その為もあるのでしょう。
エノク書は紀元二世紀ごろまではユダヤ教徒の間で広く読まれていたが、
ユダヤ教の聖典決定とともに異端視され、反対にキリスト教会で重視されたものである。
―――と、上記の本の解説に書かれています。
―――――――――――――――――――以下は関連投稿スレッド―――――
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/696.html
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/712.html
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/739.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。