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2004年韓国戦争、2005年南西地域の民衆革命、2007年米国が北朝鮮に核爆弾投下、2009年軍事クーデター、2010年中米戦争…。
韓国の未来に対する暗い予言で巷の関心を集め、ベストセラーになった『松下秘訣(ソンハピギョル)』(ファン・ナムソン、キム・ソンウク共著、再版3刷)が、この予言書のクライマックスといえる破局導入期の予言から相次いで外れている。
この本は、朝鮮時代の憲宗(ホンジョン、第24代王)時代、「松下老人」という道人が朝鮮時代末から2015年までの120年間余を2800字余の四字熟語で予言したものを、統一研究院の研究員であるファン某(筆名ファン・ナムソン/51)さんが解釈し、発刊したもの。
今年4月の総選挙の結果を正確に予測したとして評価を受け、最近さらに有名になった。
読者の関心は当然、「今回の米大統領選挙で民主党候補が簡単に当選し、ブッシュ大統領が敗北する」という予言だった。著者は「大人輟宝」を「大きい人は宝物を拾い」、「小人被奪」を「小さい人は宝物を奪われる」と解釈したからだ。
しかし3日、この予言とは裏腹に、ブッシュ大統領が大統領に当選した。
韓半島の破局の始まりを知らせる「天轟地驚(天が鳴り、地を驚かす)」に対する解釈も事実とは違っていた。この本は「2004年、陰暦7〜8月、北朝鮮の核問題によって米国と北朝鮮が飛行機による爆撃、ミサイル攻撃を敢行し、四方に戦争の爆発音が響くと描写している」と解釈した。
陰暦7〜8月は陽暦の8月16日〜10月13日。既に「天轟地驚」はなかったこととして終ったようなものだ。
『松下秘訣』は「天轟地驚」以降の状況を「本土致馬(中国や米国が派兵し)、暗中顛燈(暗闇のなかで爆撃され)」、草幕麗火(多数の家々が焼け)、避避奔奔(逃走し、避難する)」と予言している。
なかでも「亥月急変」を「陰暦10月(11月12日から12月11日)に政変などの急激な変化が起こる」とし、「可期国喪」を「国喪(すべての国民が悲しむ王室の葬儀)が起こる」と解釈している。
また、「巨羊首魁」「将亡横厄」を「米大統領が狙撃され死亡する」とし、 「出門喪時」、「凶賊入〔白皐〕」を「(米大統領の)葬儀で大規模なテロが起こり、大勢の人が殺りくされる」と解釈し、韓米両国が同時に大きな渦に巻き込まれることを予言した。
これに関して、本を出版したファン研究員は「陰暦7、8月戦争」の予言については「この部分は解釈が間違ったようだ」と話した。
しかし、米大統領選挙の部分については「来年1月の大統領就任式前にブッシュ大統領が異変に遭い、別の人が大統領になるだろう」とし、「具体的に解釈するほど間違う危険が高まるが、過ぎてみると(松下)秘訣の原文は100%正確なことが判明する」とした。
キム・ジョンフン記者 runto@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/04/20041104000083.html