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11/01 23:40 イランに核施設提供を提示 米、親米王政下の70年代
【イスラマバード1日共同】米国が一九七〇年代、親米のパーレ
ビ王政下にあったイランに対し、米企業から原子力発電所施設を購
入する見返りとして、使用済み核燃料の再処理施設提供を申し出て
いたことが一日、明らかになった。
反米政権となった現在のイランに対しては“平和的な核開発”も
制限しようとする米国が、親米政権には核施設を売り付けようとし
たことが浮き彫りになった。
再処理施設はパキスタンと共同所有することを条件としており、
当時、フランスとの間で独自に再処理施設建設を進めていたパキス
タンを米国側に取り込む狙いもあったとみられる。
当時のフォード米大統領が、イラン側と交渉に当たったチームに
示した覚書を、同大統領の記念図書館が一日までにインターネット
で公開した。
覚書は七五年と七六年の二つ。それによると、米国は原発施設を
売り込むと同時に、米国内のウラン濃縮施設にイランの投資を要請
。そこでつくる核燃料をイランの原発で使い、発生する使用済み核
燃料をイラン国内の施設で再処理する計画だった。
覚書直前の七四年、インドが初の核実験に成功したため、対立す
るパキスタンはフランスと再処理施設の建設交渉を進めるなど本格
的な核開発に着手。警戒を強めた米国が懐柔策として共同所有計画
を立案したとみられる。
ホメイニ師によるイラン革命で、七九年にパーレビ王政が崩壊し
たことなどから、計画は実現しなかった。
20041101 2340
[2004-11-01-23:40]