現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ37 > 559.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
四つの翼を持つ鳥の想像図=周博士提供
http://www.asahi.com/science/update/1021/003.html
後ろ脚にも羽毛があって翼を形成し、合計四つの翼を持っていたとみられる鳥の化石が、中国遼寧省の約1億3000万〜1億4000万年前の白亜紀前期の地層から見つかった。中国科学院の周忠和博士と張福成博士が21日付英科学誌ネイチャーに発表する。中国では昨年4翼の恐竜化石が見つかっており、飛行は4翼で始まったとする説を支持する発見となりそうだ。
見つかったのは白亜紀に繁栄していたエナンティオルニス類の鳥の仲間。脚のすねに長さ約2.5センチの羽毛があった。羽毛の輪郭は下の方に向かって緩やかにカーブしており、ある程度、流体力学的に飛行に適していたとみられる。推定全長は約20センチ。
現在の鳥は、尾の羽で揚力を得て浮かび上がり、二つの翼をばたつかせて進む。一方、昨年見つかった4翼の恐竜は、四つの翼で滑空したという説がある。今回見つかった化石は鳥と4翼の恐竜の中間にあり、周博士らは「飛行起源4翼説を裏付ける」と考える。
真鍋真・国立科学博物館主任研究官は「4翼滑空説には後ろの翼の動かし方など謎もまだ多い。今回の化石で解明できれば面白い」と話す。 (10/21 18:19)