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【ブリュッセル福原直樹】欧州連合(EU)の「内閣」である欧州委員会の次期副委員長候補が、宗教上の理由から「同性愛は罪だ」などと発言したため、欧州議会が「不適任だ」と異例の判断を行い、大もめになっている。来月発足する新委員会の信任問題にも発展しかねず、同委は対応に苦慮している。
この候補はイタリアのEU政策相・ブティリョネ氏。同議会は現在、各委員候補(25人)の聴聞中だが、その席でローマ法王と親しく、熱心なカトリック教徒でもある同氏は、同性愛を否定。さらに「女性は夫に守られ、家族のために子どもを産む」とも発言した。
このため同議会の市民権委員会は11日、小差で同氏を不適任と判断。だが、伊のベルルスコーニ首相は「宗教的信条への挑戦だ」、本人も「良心は売らない」と反発するなど、一歩も譲らない構えだ。同議会には新欧州委全体の承認権があり、委員会審議の後、今月末に信任投票を行う。委員会の審議で「不適任」とされた候補は、同氏が初めてという。
毎日新聞 2004年10月13日 20時56分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041014k0000m030094000c.html