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http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20041007/20041007i501-yol.html
中国遼寧省の白亜紀前期(約1億4000万―1億3000万年前)の地層から、羽毛を持つティラノサウルス類の新種恐竜の化石が見つかった。
ティラノサウルス類で羽毛が発見されたのは初めて。最強の大型肉食恐竜と言われる「ティラノサウルス・レックス(T―レックス)」も尾など体の一部に羽毛が生えていた可能性が高まった。
中国科学院などの研究チームの成果で、7日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
見つかった化石は全長1・6メートルの小型肉食恐竜。ほぼ完全な全身骨格で、尾骨と下あごには、羽毛の痕跡が認められた。長さ約2センチの羽毛は生え際から数本に枝分かれする構造を持ち、鳥類の羽毛に進化する前段階と見られる。
ティラノサウルス類の確実な化石としては最古で、T―レックスは、この恐竜の仲間から進化したと考えられる。全長12メートルに大型化したT―レックスは体温を維持する効率がよく、羽毛が全身を覆っていた可能性は低い。しかし幼少期や、成長後の体の一部には羽毛があった可能性がある。
国立科学博物館の真鍋真・主任研究官の話「見つかった恐竜は手や首が長いなど原始的な特徴を持ち、ティラノサウルス類の進化を探る上でも貴重な発見だ」