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タイ人の両親と死別し、祖母を頼って来日した東京都荒川区の中学1年、吉田メビサさん(13)は在留資格が6日で切れるのを前に5日、都内で会見し、改めて日本に定住できるよう訴えた。
メビサさんはたどたどしい日本語で「これから先、どうなるかすごく心配しています。タイに帰っても住む家はありません。日本で生活してとても幸せです。友達にもいっぱい応援してもらっていて、将来は日本で頑張りたい。私の希望をかなえてください」と法相あてのメッセージを読み上げた。
メビサさんは、日本人と結婚した祖母と養子縁組し、昨年2月、来日した。現在の在留資格は帰国を前提とした「特定活動」。定住者としての在留資格を申請しているが、法務省は養子縁組による定住者資格を6歳未満にしか認めておらず、まだ許可されていない。野沢太三前法相は7月、人道的配慮から在留期限を3カ月延長していた。
会見に同席した代理人の村田敏弁護士は「彼女は不安な毎日を送っており、入管当局はできるだけ速やかに判断してほしい」と述べた。
一方、南野知恵子法相は5日の閣議後会見で「一般論として、日本にしか扶養できる人がいない場合は、人道的観点から在留を認めている。可能な限り早く結論を出したい」と話した。【森本英彦、伊藤正志】
毎日新聞 2004年10月5日 12時41分