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ナンバープレート、外せば壊れる封印導入 国交省が導入
http://www.asahi.com/national/update/0929/006.html
新型の封印。上の状態のものが、壊れると下のように
ナンバープレートを付け替えた盗難車による犯罪が急増していることから、国土交通省はプレートを外そうとすると封印が壊れる仕組みに切り替えることにした。すでに関東地方の自動車検査場などで導入を始め、年内に全国で車検時などに新しい型の封印に切り替える。自動車の盗難件数は昨年、過去最悪を記録。犯罪に使用されるケースも多発しており、政府の犯罪対策閣僚会議が対策の必要性を指摘していた。
プレートの封印は、交付されたナンバーを車両後部に取り付ける際に、固定するネジを覆う形で取り付けられる。アルミ製で、車検場の名前の頭文字が刻まれている。勝手に取り外すと道路運送車両法違反で6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金になる。
国土交通省が警察などの情報をもとに、これまでの封印を調べたところ、特殊な工具を使うと、傷つけずに封印の取り外しが可能なことが分かった。このため新型の封印は素材などは同じだが、先端の部分を工夫して、引き抜こうとすると壊れてしまう「自己破壊型」に変えた。封印がなければ、プレートを付け替えたことがすぐに分かるようにした。
旧型の封印の在庫がなくなった東京や埼玉、愛媛などでは、今月から導入が始まった。広島や福岡では10月から、大阪では12月に導入予定だ。
警察庁によると、03年の自動車盗難件数は6万4223件で過去最悪。特に最近、盗難車に別の車のナンバーを付け、強盗や誘拐、薬物犯罪などに使われるケースが続発している。所有者の割り出しや犯行前後の足取り捜査が難航する点を突いた形だ。
今年3月、富山市でパチンコ店の景品交換業者の現金輸送車が強奪された事件でも、犯行に使われた盗難車に、現場付近にあった別の車から盗んだナンバーが付けられていた。
政府の犯罪対策閣僚会議が昨年暮れにまとめた「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」でも、プレートの封印を改良して犯罪を抑止する必要性が指摘されていた。