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(回答先: Re: ペンタゴンは普通の強度の建物なのでしょうか? 投稿者 13代目 日時 2004 年 9 月 27 日 16:46:15)
>前面核戦争まで想定していた国の中枢機関が入っている建物が一般的な
>建物と同じ強度で造られるものなのでしょうか?(-_-;)
竹中さんの投稿にあるNIST(米国商務省の機関の建築・火災研究所)の「Pentagon Building Performance Report」
を見る限り「ごく普通の建物」ですね。壁は耐火レンガ、いわゆる「間仕切り壁」で「耐力壁」ではないようです。
柱、梁の断面や鉄筋量も3階建てということならあんなものでしょう。地震=水平力を考慮した日本の中層マンション
(以前住んでいた10階建てのマンション)方が「頑丈」に出来ているかも。
これは完全な推測ですが、地上部分は「表の顔」で核戦争を想定したなら主要部分は地下深くにあると考えるのが
妥当なのではないでしょうか。
上記のレポートでは燃焼温度を「500から600度」と見ているようです。コンクリート自体は不燃物ですが、熱を加え
られると水分が蒸発し圧縮強度が低下します。写真を見る限りではRC柱の表面のコンクリートが衝撃と火災の熱による
爆裂で崩落し鉄筋が剥き出しになって「座屈」した様子が良くわかります。(RC構造では鉄筋とコンクリート
は機械的な結合なので、鉄筋が剥き出しになってフープ筋からコンクリートが飛び出したら構造体としては終りです。)
梁も下端筋が剥き出しになり荷重に耐えられなくなったのではないかと思います。くどいようですがあの写真が本物
ならということです。
逆に言えばいくらジュラルミンなど軽合金主体といっても600度ぐらいで溶けてなくなるか?また他の方からご指摘があり
ましたがエンジンのタービンブレードはチタン合金ですし、跡形もないというのはやはり腑に落ちません。