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(回答先: 衝撃の9.11!ペンタゴンに激突したのはミサイルだった!証拠写真付き 投稿者 ごるごるもあ 日時 2004 年 9 月 26 日 22:07:02)
ペンタゴンに突入したのはミサイルだという説を頭から否定するものではありません。
ただ、あのビデオキャプチャに写っている物体がミサイルに比して巨大であるという印象をもったのでレスしました。確たる根拠はありません。
戦争板で外野さんが投稿され紹介してくださった文献を今読んでいるところですが、ミサイル説にはいくつか疑問があります。
外野さん投稿
http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/130.html
において外野さんが引用されている次のPDF資料を読むと(全部は読みきってません)、これもそうかなあ、と考えるわけです。
参考:NIST(米国商務省の機関の建築・火災研究所)の「Pentagon Building Performance Report」。(PDFファイル)
ごるごるもあさんが引用されている突入寸前の物体(画像が不鮮明で飛行機かミサイルか判別しにくい)は、本当に何なのかはわかりません。
ただビデオの動きとビデオキャプチャーから見てみると、5階建てのペンタゴンの建物に対しては、ミサイルにしては異常に大きい。とてもサイドワインダーにはみえません。巡航ミサイルのトマホークならわかりますが、それはどこから飛ばしたか、ということになりますね。まさか米軍がミサイル基地から国防省を狙うなんてことは根拠がない。
サイドワインダーは、ボーイングをおっかけてきたジェット戦闘機の翼の下に装備しているものではないでしょうか。しかもおそらく音速で飛ぶものだと思います。
(サイドワインダー説、よむ地球きる世界より)http://www.h7.dion.ne.jp/~fttb/data_b/p.html
ごるごるもあさんの旧ソ連製S-125にしろミサイル専用トラックの発射台に乗っている写真から見て、ビデオキャプチャからみてペンタゴンに衝突寸前の物体の大きさは想定しにくいです。
ましてなぜ旧ソ連のS-125がペンタゴンに発射されねばならないのか?
ここはごるごるもあさんの説明がないので不明です。
アラブのイスラム急進主義者がアメリカのどこかにこれを隠匿していて、WTCへの攻撃にあわせて発射したとでも考えるしかないのですが、それは不可能だと思います。
NIST(米国商務省の機関の建築・火災研究所)の「Pentagon Building Performance Report」。(PDFファイル)の資料から見るに、ミサイルではないと思います。
http://www.airliners.net/info/stats.main?id=101
によるとボーイング757-200の寸法は
Dimensions
Wing span 38.05m (124ft 10in), length 47.32m (155ft 3in), height 13.56m (44ft 6in). Wing area 185.3m2 (1994sq ft).
であり、ペンタゴンの5階建ての建物に近づいた物体の大きさから見れば大型旅客機にみえるのではと思えばそうみえるのであって、ミサイルには見えないように思います。ミサイルならばこの物体よりもはるかに小さい。ボーイング757が全長47.32メートル、ミサイルはトラックの長さ分とみても数メートル(サイドワインダーはたしかもっと小さいははず)。ペンタゴンの近くで自動撮影されていたビデオに写った物体は巨大です。
ビデオカメラでなぜ映像が不鮮明なのか?
WTC突入ではあれほど鮮明なのに(少なくとも飛行機だたわかる)。それも相当の速度でつっこんでいる。(ビデオ参照http://www.911inplanesite.com/911trailer.html)
それが識別できるのはWTCから数百メートルは離れたところから撮影していたのだろう。これにタワーの高さが500メートルであれば、燃えている一方のビルを写しているあいだにもう一方のビルに突っ込む旅客機が突っ込む映像がたまたまキャッチされた。地上500メートルを飛ぶ旅客機は肉眼でも一瞬では最高速度(時速900キロ程度?)あれ確認できると思う。
この差はなにをものがたるのか?
ペンタゴン付近にすえられていた自動ビデオカメラは地を這うようにして突っ込んだ物体を識別できない。ただ垂直尾翼らしい物体はなんとなくわかる。これが、しかしボーイング757-200の最高速度が900キロでつっこんできたら識別できるのか?秒速に換算して250メートルだ。カメラが突入現場からどれほど離れたところに設置されていたのか判断できないが、ほぼカメラと水平の位置を右から左に秒速250メートルでつっこんだとしたら、それは、「なにがなんだかわからない」のではないか。
なにものかがカメラの前を横切った。UFO(未確認飛行?物体)か?空を飛んでいるのを見ればWTCみたいに飛行機、それも旅客機(そうでないという説もある)と判断できよう。映像画面の左から現れた旅客機が画面右側のビルに突入するまでの秒数はほんの数秒だろうと思うが、たとえそれが最高速度で突っ込んだとしても(秒速250メートル)、ビルから離れたところから撮影した場合、上空500メートルにある機体の動きは地上から(これは定かではないが)見上げた機体は、ハンディカムでも翼やエンジン、それに機種まで識別できるのだ。
そして、もう一つはNIST(米国商務省の機関の建築・火災研究所)の「Pentagon Building Performance Report」。(PDFファイル)の項目6の35ページから44ページまでのの討論である。figure 6-6から明らかなように、突っ込んだあとの機体の主翼はペンタゴン建物内部には影響を与えていないようだ。おそらく胴体部分がそのまま突入して一階部分の柱を損壊している。つまり翼はどうなったかはまったく私にもわからないが、これがミサイルだったら建物を破壊することが目的で、衝撃でミサイル自体は即座に爆発する構造になっているはずだからミサイルの命中した壁面を大きく破壊して爆風で柱を押し曲げるのだと思う。そのかわり爆発で破壊された建物は、壁面はもっと大きな穴があくだろうし、爆発力によってはその上階も破壊するだろう。
ところがペンタゴンの一階部分の柱は細長い三角形を引いたような部分での損壊のしかたである。つまり機体でも縦長の力が働くとすれば、直径3メートルほどの鋼鉄の束(中は空洞。またはコンクリートのパイルみたいな状態)、ちょうど電信柱を寝かせた状態で地面に対して平行に突っ込ませたような状態で内部まで貫通した。衝突のショックで時速900キロの速度は急激に減速され、破壊力も弱まった。最後は反対側の壁にこの舳先部分があたって穴をあけて胴体の推進はとまった。
これがWTCの突入では相当の速度で突っ込んだ旅客機がなんら衝突の瞬間には破壊されていないことにヒントを見ることができると思う。ペンタゴンとWTCでは壁面の構造と建物の高さの違いから衝突した飛行機に対する衝撃も当然違うと思う。WTCはやわらかく飛行機を飲み込んだ、という印象であるし、ペンタゴンは激突して爆発したという感じだ。
ただしこのペンタゴンの爆発は火薬による爆発(TNT)とは思えない。火薬が爆発するときの煙なり炎の出方は、ファルージャのミサイルによる民間人への虐殺ビデオを見えればわかるとおりそれほど大量の炎を出さない。爆風で人を吹き飛ばし、建物を破壊することが目的だからだ。
この雑感はあくまで仮説ですので、そのつもりで書きました。飛行機の突入説を前提としたPDF資料をもう少し吟味せねばならぬと思っております。ただ、どうしてもミサイルがそこまで粉みじんに炸裂せずに、本体の形をとどめきれるかどうか、疑問です。