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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000000-scn-int
【中国】若年層でブランド志向、富裕層が1300万人も
近年、中国人の消費ニーズが高級志向化している。北京市で23日に閉幕した「大型時計芸術文化展」では、スイスのリシュモンなど世界有数の時計メーカー10社のCEO(最高経営責任者)が集結するという、珍しい光景が見られた。中国新聞社は「中国は潜在的な市場として期待されている」と評している。
リシュモン社によると、中国市場における売上高は同社の売り上げ総額の20%、世界各地の中国人観光客を含めると、総額は4割を占めるという。2005年3月末時点で、中国における同社の売り上げ件数は750万個、総額で7.32億ドルに達する見込み。
スイスのパネライ社は今年、上海市に新店舗をオープン。上海市には高級志向の消費者が多いと考えたためだ。単価が2800ユーロから、高いもので16万ユーロする高級時計にも関わらず、多くの市民が買い求めたという。同社は北京市、遼寧(りょうねい)省・大連(だいれん)市などに相次いで開店させている。
中国ではWTO(世界貿易機関)加盟後、海外の高級商品が続々と中国市場に流入。一般市民の消費観念も大きな変貌を遂げ、世界の先進諸国との消費格差も徐々に縮小されているといわれている。
また、北米やヨーロッパなどでは40−70歳と高齢層の間で高級志向が強いのに対し、中国では25−40歳の若年層に集中。これは、中国の伝統的な「倹約」概念が、高齢層の間に根強く残されているため。中高所得の若者では、物理的、心理的欲求を満たすために、高級ブランド製品を購入する傾向が強いという。
中国における富裕層が拡大することで、今後、およそ1300万人が高級商品を購入する能力をつけることができるとのデータも示されている。(編集担当:田村まどか)
(サーチナ・中国情報局) - 9月25日8時2分更新