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ペルーの日本大使公邸事件 「トゥパク・アマル」指導者ら再審開
南米ペルーで八年前に起きた日本大使公邸人質事件で犯人グループが釈放を求めてい
たペルーの左翼武装組織「トゥパク・アマル革命運動」の指導者らに対する裁判のやり
直し、再審が六日、始まりました。
再審が始まったのは、ペルーの左翼武装組織「トゥパク・アマル革命運動」の指導者
、ビクトル・ポライ被告らメンバー十四人で、六日、首都リマの裁判所で、ポライ被告
に対する起訴状が読み上げられ、検察側は被告は千九百八十年代から九十年代にかけて
、共産主義を広めるため殺人や誘拐などの犯罪を重ねたと主張しました。
これに対して、ポライ被告は「犠牲になった全ての人に謝罪したい」と述べました。
ポライ被告は、八年前に起きたペルーの日本大使公邸人質事件で、犯人グループが釈
放を要求した人物で、ゲリラ対策を強化したフジモリ前政権によって逮捕され軍事法廷
で終身刑を言い渡されていました。
しかし、OAS=米州機構などが軍事裁判の進め方が不透明で、人権侵害にあたると
して、裁判のやり直しを求めたことから反フジモリ前大統領の姿勢を示す現在のトレド
政権のもとで、最高裁判所が去年、再審を決定していました。
裁判は今後、週二回の割合で開かれ、弁護側は減刑を求める一方で、検察側は再び終
身刑を主張する構えです。
[2004-12-07-13:34]
NHK