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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000003-ryu-oki
昨年9月、宮古島に大災害をもたらした台風14号により、風力発電設備の倒壊などの被害を受けた沖縄電力(當真嗣吉社長)は30日、当時の最大風速が宮古島気象台が観測した38・4メートルの約1・5倍の60メートル、最大瞬間風速は90メートルを超えていたことが判明した、と発表した。
台風14号の猛烈な風で、沖縄電力が宮古島の狩俣、七又に設置した風力発電設備計6基(2900キロワット)はすべて破損し、3基は倒壊した。宮古島気象台は、最大瞬間風速は74・1メートルを観測していた。同社は、山川哲雄琉球大学工学部教授ら外部の有識者を招いた「事故調査委員会」(8委員)と作業グループ(12人)を設置し、原因究明と再発防止策の確立に取り組んでいた。
調査では、宮古島気象台のデータを基に風洞実験も実施。気流解析などで風力発電設備がある地点の風速を推計したところ、狩俣の宮古風力6号で最大風速が61・5メートル、最大瞬間風速が90・3メートル、七又風力一号で最大瞬間が90・7メートルに達していた。限界耐力を超える力が働き、基礎の破壊に至ったとしている。
(琉球新報) - 12月1日11時3分更新