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(回答先: 金総書記の義弟粛清か、韓国情報機関が国会に報告【読売新聞】 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 11 月 25 日 21:36:57)
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の義弟であると同時に、“ナンバー 2”として知られた張成沢(チャン・ソンテク)労動党組職指導部・第1副部長の粛清事実が国家情報院により公式確認されたことから、最近北朝鮮の権力核心部でどのようなことが起きているのか、関心が集まっている。
▲張成沢派が相次いで落馬
張成沢の身近に異常が生じたという噂は昨年末から出た。金総書記の現地指導の際、ほぼ毎回遂行していた彼が去年7月、金委員長の慈江道(ジャガンド)視察以後、姿を見せなかったからだ。今年6〜7月を前後し、張成沢ラインと知られている人物が一つ二つ左遷されると、韓国政府も粛清に重きを置き始めた。
70年代から青年組職である「金日成社会主義青年同盟」委員長として活動しながら、張成沢と親交の厚かったチ・ジェリョン党国際部副部長が3月以後、公の場に姿を現わさず、党宣伝扇動部・第1副部長であるチェ・チュンファンも金日成高級党学校に左遷されたと確認された。
何より、張成沢が推薦した人民保安相のチェ・ヨンスが任命されてから 1年余ぶりの今年7月、異例に解任されたことが張成沢ラインに対する粛清を裏付ける手がかりとなった。
また、北朝鮮経済高官世代交代の代表的な例として挙げられたイ・グァングン貿易相とパク・ミョンチョル体育委員長など、張成沢と親しい人物が相次いで解任された。
▲なぜ粛清されたか
某情報消息筋は「張成沢ラインが一斉に粛清されたのは、今年2月、党組職指導部の高位幹部の子女の豪華な結婚式に、張成沢とその親しい人物らが大挙して参加したことが明かになり、金正日総書記が厳しい処罰を指示したと聞いた」とした。
しかし、これは名分に過ぎず、実際には張成沢を後継構図において最大の障害物と見ている金委員長の夫人 高英姫(コ・ヨンヒ)氏側近らの標的になったためであると、情報当局者らは見ている。
さらに、高英姫氏が今年5〜6月頃に死亡し、高氏の息子である金正哲(キム・ジョンチョル)とキム・ジョンウンを後継者に擁立しようとする勢力にとっては、張成沢の系列を急いで追い出さなければならなかったと見える。
党組職指導部・第1副部長のイ・ジェガン、現役将星で党第1副部長を務めるイ・ヨンチョルなどが高氏側の中核人物。イ・ジェガンは金総書記から格別信頼を受けている上、党の人事権を握っているため、張成沢ラインの粛清が容易だっただろうと、情報当局者は話す。
▲張成沢夫人は鬱病
一方、金総書記の妹で張成沢の夫人のキム・ギョンヒ党部長は、夫の左遷を耐え切れず、鬱病にかかっており、金総書記に問い質しもしたと伝えられた。
今年9月、日本の東京新聞は北朝鮮の事情に詳しい複数の消息筋の話として、「キム・ギョンヒ労働党軽工業部長が、アルコール依存症と精神疾患のため、フランスパリで治療を受けた」と報じた。
ならば、張成沢は再起不能だろうか? これに対し、韓国の情報当局者らは「張成沢がいつか、再び権力の前面に再度登場する可能性もある」とした。昨年10月死亡した金容淳(キム・ヨンスン)アジア太平洋平和委員会委員長も、80年代中盤に左遷されたが、再起しており、抗日パルチサン1世代の崔光(チェ・グァン)も、60年代後、粛清されたが、10年ぶりに復帰、1995年には人民武力部長(国防相)まで昇進した。
キム・イング北朝鮮専門記者 ginko@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/25/20041125000054.html